放課後……朝のHRのあとそう誘われた私は、掃除や仕事を終わらせ、指定された場所に向かった。
ゲームか……何やるんだろう。
トランプとか?それか……人狼みたいな感じ?
どれだろう?
そんなことを考えながら歩いて今おかげで気づけば集合場所の前まで来ていた。
…ドアにぶつからなくてよかった。
一息ついてから、ノックをしてから入る。
そう声をかけると、みんな笑って迎えてくれた。
一言だけ言い、さっきからぶんぶんと手を振っているめうちゃんの隣に座った。
……めうちゃんがはっちゃけた感じの人物…要するに陽キャと呼ばれる人たちと遊ぶのって珍しい気がする…まぁ、私も人のこといえないのだけれど。
そう話していると、集合時間になった。
みんな揃ってるのかな?
ガラガラっと音がしてドアの方を向く。
……その瞬間、私の笑顔は固まった。
うそ、なんで………。
真莉がいるの……?
…大丈夫かな、私、ちゃんと笑えてる……?
気を使わせてない…?
……いや待って、なんで私が気を使わなきゃいけないの?
でも、あれは私も悪かったのかも……いや、でも………。
人生ゲームか………私が一番嫌いなやつだ。
…本当、つくづくついてない………。
…神様、どうか平和に……何事もなく終わりますように。
えっ、明日も………?
2日連続で会うのはちょっと………。
…………………。
………悪いけど、もうこのメンバーで遊ぶのは無理かな。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。