第4話

story3 胸のざわつき
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2024/10/01 13:00 更新
めう
おはようっ。
ひかり
おはよう。なにかいいことでもあった?
ルンルンの笑顔で声をかけていためうちゃんにそう問う。
絵が上手く描けたとか?
それとも、推しの新ビジュが公開されたのかな?
どちらにしろ、友達がこんなにも喜んでると、私も嬉しくなる。
めう
これ見てほしい…!推しの新イラスト…!!!!
めっちゃ良くない…!!!?
…あ、後者だった笑
そう思いながらバッと出されたスマホの画面を見る。
……うん、これはかっこいい。
推していない私でも心を奪われるくらいだから、ファンにとってはたまらないよね。
ひかり
えっ、すご……私の好みドンピシャだよ…。
めう
でしよ!?かっこいいよね!!?!
めうちゃんはすっかり興奮しているご様子。
いや、気持ちはすごくわかる。
私も推しがこんなビジュで出てきたら死んでるもん←
めう
グッズ出るから買わなきゃ…!!!!
ひかり
ふふっ…頑張れ!
めう
推し、待ってろー!!!!
大きめの声でそう言うめうちゃんは、すごくやる気に燃えていた。
推し事かぁ…最近してないかも。
……いや、熱が冷めたわけじゃないよ、むしろ全然好き、大好き。
ただ…こんな私がキラキラ輝く人を推していいのかなってかんがえるようになっちゃって…。
……なぜか申し訳ない気持ちになってしまうようになった。
それから、推すのをためらうようになって…気がつけばもう2年。
未だに新ビジュは見ているし、動画も聞いてるけど…グッズは買えてないんだよね…。
めう
………い、おーい!!!!
ひかり
っ…!?あ、ごめん、何?
めう
いや、ボーッとしてたからさ。
大丈夫?
ひかり
あー、大丈夫だよ!
グッと親指を立ててニコっと笑う。
……いけない、めうちゃんの前で真顔を見せるところだった…。
めうちゃんはじーっと私を見てから、「大丈夫ならいいけど」と言って、自分の席に座った。

……マズい、今日ヘマしそう。
嫌な予感がするのは私だけかな……。
…いや、私にしか関係のないことなんだろうけど。

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