第2話

第一話
1,101
2024/03/20 11:54
メイ
メイ
夢主ちゃんの固有魔法はつくらないことにしました
イーストン魔法学校
魔法界の中枢を担う数々のエリートを送り出してきた由緒ある名門校
編入試験は当然超難関
そしてその試験を担当するのが
試験官
(次世代を担うスーパーエリート魔法使い
この私、クロード・ルッチである)
試験官
(どれどれ今年の志願者は)
試験官
(名門貴族の長男に魔法局事務次官の息子etc.)
試験官
(ふん、世間的には有名どころといったところだな)
試験官
(さすが格式高い我が校にふさわしい意識の高い受験者たちだ)
(なまえ)
あなた
ココが試験場か...
??
ふんふんふんふん
(なまえ)
あなた
何の音だろ?
(なまえ)
あなた
行ってみよ
??
ガシャガシャガシャガシャ
(なまえ)
あなた
は?(なぜ筋トレしてるやついんの?)
(なまえ)
あなた
(しかも、次は空気椅子しながら本を読んでるし)
??
トレーニング後45分以内のタンパク質摂取は基本中の基本と
(なまえ)
あなた
(何言ってるのこの人。魔術の本ならわかるけど筋トレの本読む奴いるか?普通)
??
もっもっもっもっも
(なまえ)
あなた
すみません、どういう状況ですか?
??
筋トレを
(なまえ)
あなた
それは見たらわかる
まぁいっか 貴方名前は?
マッシュ・バーンデッド
マッシュ・バーンデッド
マッシュ・バーンデッド モグモグ
(なまえ)
あなた
マッシュ・バーンデッドね
(なまえ)
あなた
僕の名前はあなた・あなたの名字(カタカナ推奨)
(なまえ)
あなた
これからよろしくね
マッシュ・バーンデッド
マッシュ・バーンデッド
いや 試験ってどんなのだろう
何としてでも受かんなきゃ
(なまえ)
あなた
確かにどんな試験かは気になるね
受からなきゃここに入れないし
試験官
初めまして 諸君
モブキャラさん
どこからか 声が
試験官
今回の編入試験を担当するクロード・ルッチだ よろしく
モブキャラさん
……!!クロード・ルッチ!!
モブキャラさん
次に来る魔法使い 今年度7位に入ったあの!?
モブキャラさん
若くして数々の高度な魔法を習得したと噂の…あの!?
マッシュ・バーンデッド
マッシュ・バーンデッド
わざわざ 火の中から出てくるとか熱そうだな
(なまえ)
あなた
確かに火の中から出てくるとか大変そうですね
試験官
(あいつらは絶対に落とす)
試験官
ではさっそく1次試験を始める
試験官
全員 席につけ
モブキャラさん
!?
モブキャラさん
席なんてないぞ!?
ボゴボゴ
モブキャラさん
机が現れたぞ!?
モブキャラさん
おい 上を見ろ!
バサッバサッ
ストンストン
ストトトト
モブキャラさん
すげー!!
さすがイーストン魔法学校期待の教師!!
マッシュ・バーンデッド
マッシュ・バーンデッド
最初から準備してある部屋に連れてってくれればいいのに
(なまえ)
あなた
確かにそうすれば魔力も無駄にはなりませんね
試験官
(殺す)
試験官
(まあいい
この編入試験は突破率3%
あいつのようなふざけたやつはまず通らん)
試験官
制限時間を30分
それでは始め!!
(なまえ)
あなた
(なんだコレ、文字がうねうね動いてる)
(なまえ)
あなた
止まれよカス
(なまえ)
あなた
(止まった!!)
(なまえ)
あなた
できました~
試験官
ご、合格だ
(なまえ)
あなた
ありがとうございます
なんやかんやあり何とかここまで合格を勝ち取ったあなた
(なまえ)
あなた
次の試験は何だろうな
試験官
次の試験はこれだ!!
(なまえ)
あなた
うわっ! 危なっ
モブキャラさん
また地面が
(なまえ)
あなた
なんか 迷路出てきたんですけど……
試験官
次の試験は この迷路を解いてもらう
試験官
もちろん ただの迷路ではない
試験官
中には様々な罠が仕掛けられてある
試験官
制限時間は30分
試験官
時間内にゴール地点にいたものを合格とする
試験官
それでは 始め!!
マッシュ・バーンデッド
マッシュ・バーンデッド
なんだか 簡単そうだな
(なまえ)
あなた
頑張ってください 合格できるのを楽しみにしています
マッシュ・バーンデッド
マッシュ・バーンデッド
あ、待っt
(なまえ)
あなた
それでは


(なまえ)
あなた
なんかあれだな
(なまえ)
あなた
なぞなぞ ばっかじゃん
ゴゴゴゴゴ
(なまえ)
あなた
うわ 地面 飲み込もうとしてくるし
(なまえ)
あなた
動くな!
シーン
(なまえ)
あなた
よし 進も


(なまえ)
あなた
着きました〜
試験官
なっ! こんな早くに!?
(なまえ)
あなた
すみません
(なまえ)
あなた
スタート地点が近かったみたいなので
試験官
合格だ


(なまえ)
あなた
(そろそろ時間だけどマッシュ君大丈夫かな?)
ドガガガガガ
試験官
(なっ まさか…)
試験官
(厚さ1m いかなる魔法をも防ぐこの……)
試験官
(壁がぁぁぁ)
モブキャラさん
一直線でつっきって来やがった!!
試験官
(チッ)


マッシュ・バーンデッド
マッシュ・バーンデッド
何とか間に合ったな
モブキャラさん
おい いいのか?あれ
モブキャラさん
ありなのか?
モブキャラさん
いやダメだろ
モブキャラさん
ヒキョーだ!
モブキャラさん
ふざけるなよ!
モブキャラさん
俺たちはまじめにやったんだ!!
モブキャラさん
帰れ
モブキャラさん
かーえーれ
モブキャラさん
かーえーれ
モブキャラさん
かーえーれ
マッシュ・バーンデッド
マッシュ・バーンデッド
ズーン 帰りたい
モブキャラさん
おかしいだろ
モブキャラさん
迷路じゃねえだろそれはもう
マッシュ・バーンデッド
マッシュ・バーンデッド
確かに
モブキャラさん
迷って出てくるのが迷路だろうが
マッシュ・バーンデッド
マッシュ・バーンデッド
ごもっとも
モブキャラさん
迷路とは一体?
マッシュ・バーンデッド
マッシュ・バーンデッド
哲学
モブキャラさん
かーえーれ
モブキャラさん
かーえーれ
??
や やめてあげてください!
??
彼は悪くないんです!
(なまえ)
あなた
貴女は誰ですか?
レモン・アーヴィン
レモン・アーヴィン
レモン・アーヴィンです
試験官
やめろっ!
試験官
言えばただじゃおかないぞ
試験官
今ならあの約束も考えてやる
レモン・アーヴィン
レモン・アーヴィン
私が…
試験官
おいっ!
レモン・アーヴィン
レモン・アーヴィン
私が意図的にゴールに行けないように邪魔したんです
レモン・アーヴィン
レモン・アーヴィン
ルッチ先生に言われて……
ザワザワ
レモン・アーヴィン
レモン・アーヴィン
その人を足止めしたら合格にしてやるって言われて…
レモン・アーヴィン
レモン・アーヴィン
私んち貧乏で家族のためにもなんとか ここに入りたくて…
レモン・アーヴィン
レモン・アーヴィン
でもそんな私を助けて彼はこう言ったんです


レモン・アーヴィン
レモン・アーヴィン
僕と結婚してくれって
マッシュ・バーンデッド
マッシュ・バーンデッド
いや、言ってないけど
レモン・アーヴィン
レモン・アーヴィン
そんな照れないでください
アナタの気持ちは
レモン・アーヴィン
レモン・アーヴィン
とても……良かったですよ……ハイ
マッシュ・バーンデッド
マッシュ・バーンデッド
いや 言ってないから普通に
試験官
フン
試験官
そうだ悪いか?
試験官
私は試験官だ
試験官
気に入らないやつを落とそうとして何が悪い?
試験官
そもそもふさわしくないんだよ
試験官
貴様らみたいな底辺臭のする人間は
試験官
この高貴なエリート校にはな
試験官
生意気なガキに貧乏少女
試験官
小汚いローブを着てるからすぐに分かったよ訳ありだってね
試験官
底辺にも利用価値があると思って声をかけてやったのに恩を仇で返しやがって
試験官
頭が悪いのは親譲りか?
試験官
そりゃ当然みすぼらしい人生ってわけだ
試験官
私は私の判断が間違っているとは思わない
試験官
お前たち二人は不合格だ
試験官
文句があるなら私に盾つくか?
試験官
イーストン魔法学校のエリート教師であるこの私に!!
試験官
もっともそれができたらの話だがな
(なまえ)
あなた
黙って聞いてりゃ何なんですか貴方
試験官
なんだ盾つくのか?
(なまえ)
あなた
人のことを散々馬鹿にして
(なまえ)
あなた
底辺臭のする人間だから不合格?
(なまえ)
あなた
そんなの関係ないんじゃないですか?
(なまえ)
あなた
この学校は魔法を学ぶところ
(なまえ)
あなた
底辺臭のする人間だからって魔法が使えないんですか?
(なまえ)
あなた
みすぼらしいから不合格、この学校には入れない?
(なまえ)
あなた
何なんですか身勝手な理由で不合格にするなんて
(なまえ)
あなた
頭大丈夫ですか?
試験官
そんなに言うならお前も不合格にするぞ!!
バキツ
試験官
え?
マッシュ・バーンデッド
マッシュ・バーンデッド
言い過ぎですよ先生
ザワッ
全員
(なにー!?)
試験官
だ 黙れ!お前らの言うことなんか
校長
静まれ!!
バンツ
全員
ウォールバーグ校長……
校長
今から最終面接を始める
校長
これより先はわしが試験を監督する
試験官
校長…なぜここに…
校長
ルッチよ
校長
お前は後でわしの部屋に来なさい
校長
それではさっそく一人目といこう
ボアッ
レモン・アーヴィン
レモン・アーヴィン
き、消えた!?
(なまえ)
あなた
多分あの魔法で最終面接の会場に飛ばされるのだと思います
レモン・アーヴィン
レモン・アーヴィン
良かった
(なまえ)
あなた
それよりも大丈夫ですか?
レモン・アーヴィン
レモン・アーヴィン
え?
(なまえ)
あなた
あの人に散々言われてたじゃないですか
レモン・アーヴィン
レモン・アーヴィン
あ、あの庇ってくれてありがとうございます
(なまえ)
あなた
お礼は大丈夫です
だって、睨まれながらも自分がやったことと相手の言ったことを大勢の前で言えるなんてすごいと思ったからです
レモン・アーヴィン
レモン・アーヴィン
え?
(なまえ)
あなた
だって不合格にするって言われても言い切ったじゃないですか
レモン・アーヴィン
レモン・アーヴィン
それなら私なんかのために怒ってくれた貴方のほうがすごいですよ
(なまえ)
あなた
最終面接お互い頑張りましょうね
レモン・アーヴィン
レモン・アーヴィン
ハイ、それよりも名前何て言うんですか?
(なまえ)
あなた
あなた・あなたの名字(カタカナ推奨)です
あなたと呼んでください
レモン・アーヴィン
レモン・アーヴィン
あなた君、さっきはありがとう!
(なまえ)
あなた
タメ口で喋ってくれる人が少ないのでタメ口で喋ってくれて嬉しいです


ボアッ
(なまえ)
あなた
あっ
校長
それではあなた・あなたの名字(カタカナ推奨)の最終面接を始める
(なまえ)
あなた
よろしくお願いします
校長
まず最初になぜ我が校を選んだのかを聞こう
(なまえ)
あなた
……
(なまえ)
あなた
幸せになるためです
全員
え?
(なまえ)
あなた
姉が生きれなかった分僕が生きて幸せになるって約束したからです
校長
そうか
校長
では次に……
校長
あの場で不合格にされると分かっていてもあの子たちを庇ったのはなぜじゃね?
(なまえ)
あなた
校長
君がわざわざ不合格になりそうなリスクをとったのは
(なまえ)
あなた
だってあと少しで合格になれそうなのにあの人のせいで合格になれなかったら可哀想でしょう
(なまえ)
あなた
助けられるのに見捨てて助けないのと同じだと思ったからです
校長
フォッフォッフォ
君はマッシュと同じように後先をあまり考えないタイプのようだな
校長
でももしあの発言で他の二人と一緒に不合格になったらとかは考えなかったのかね
(なまえ)
あなた
考えても助けようとしたと思います
校長
フォッフォッフォ
非常に面白い
校長
じゃがその答えは君がまだ全然世界を知らないから言えることじゃ
校長
君より強いものはこの世にゴマンといる
校長
君より圧倒的に強い存在が立ちはだかった時
校長
はたして同じような行動がとれるかな?
校長
例えばそれが


校長
わしだとしても
モブキャラさん
(なんて圧倒的な魔力量!息が詰まりそうだ)
(なまえ)
あなた
なんですかこれは
校長
この魔法は対象者の大切なものの魂を人形に移すことができるんじゃ
校長
この国じゃわししか使えない古代魔法じゃ
(なまえ)
あなた
……
校長
もちろんそれだけではない
校長
魂のこもった人形にナイフを突き刺せばそのものはもう帰ってこない
(なまえ)
あなた
あの…申し訳ありませんけど僕の大切な人はこの世にいないので
校長
それはすまんかったのぉ
(なまえ)
あなた
ですがこんな大きいものをずっと出しておいては魔力が減りませんか?


校長
力とは
校長
人を傷つけも救いもする……
校長
それは力を持っている者次第なのじゃ
校長
我が校では一流の魔法使いを育てあげることが大きな使命の一つ
校長
つまりそれは大きな力を授けることになる
校長
だからこそわしは重視したいのじゃ
校長
弱きを助け強きを挫く
校長
強き者としての資格ノブレス・オブリージュを……
校長
そしてわしの見立てによる君という人間は
校長
その資質を持っているようじゃ
(なまえ)
あなた
ありがとうございます
(なまえ)
あなた
あと先ほど校長が言っていた
「もし校長が僕の前に立ちはだかったら」っていう質問の答えなんですけど
(なまえ)
あなた
その時は僕の魔法でぶっ飛ばします
校長
フォッフォッフォッフォ
モブキャラさん
なんと無礼な!!
モブキャラさん
正気なのか貴様!!
(なまえ)
あなた
正気です
(なまえ)
あなた
だって僕が幸せを掴み取るためなんですから
校長
よいよい
校長
ようこそイーストン魔法学校へ
メイ
メイ
どうですか?
メイ
メイ
これ書き上げるのに3日かけました
メイ
メイ
長さはどうですか?
メイ
メイ
大体3000文字くらいですけど

アンケート

長さはどうですか?
長い!(わかった〜)
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メイ
メイ
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メイ
メイ
見た人確実に投票してくださると嬉しいです



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