第6話

Story5
261
2020/12/26 12:47 更新
フイ side

朝起きると朝帰りと思われるメンバー達が帰ってきた

甘い匂いがする香水の訳を聞いて納得する

ホンソクの高校時代の彼女のものだという

ずっと好きといっていた彼女のことは知っている

話を聞いた時から、写真を見た時から気になっている

美しくて、頭も良くって、スカウトされまくってたと聞いて興味が湧いた

きっと事務所のスカウトマンも彼女に声をかけただろう

記録が残っているはず

こうしてはいられなくて社長に電話をかける

是非事務所に入れたい子がいると

名前を言うと社長も思い出したらしい

破格の条件でも靡かなかった子として記憶していたとか

後日、事務所で面接することが決まった

それからは作業室にこもって作曲をしていた

もし、デビューになったら僕の曲で売れて欲しいから









キノ
キノ
フイヒョン、夕方だけどどうする?
フイ
フイ
え?もうそんな時間?
キノ
キノ
そうだけど

あなたさんの件はどうなったの?
フイ
フイ
社長が後日面接するって
キノ
キノ
じゃあこれから会いに行こう
フイ
フイ
え?
キノ
キノ
ほら、ホンソギヒョン言ってたでしょ?

毎日行くバーがあるって
フイ
フイ
確かに社長に会う前に僕も会いたいかも
キノ
キノ
だから、行くよ

そのバーに

みんなで

もう支度終わってるからヒョンも早く支度してよね
フイ
フイ
わかった
服に着替え、リビングに行く

ホンソクにいたっては決めすぎというくらいオシャレしていた

マネヒョンにバーの近くにある個室の居酒屋に行く

お腹もいっぱいになり、バーに行く
キノ
キノ
雰囲気、良さげ
ヨウォン
ヨウォン
お酒も美味しいんだよ?
ウソク
ウソク
場違い感、凄いんだけど大丈夫?
マスター
いらっしゃいませ

昨日はありがとうございました

よかったら個室をご利用ください
ジノ
ジノ
ありがとうございます
ホンソク
ホンソク
あなたは何時ごろ来ますか?
マスター
さあ?

こればかりはなんとも

あ、でも今日は1時に2名で予約してきたかな
ホンソク
ホンソク
2名で?

誰となんだろ
シノン
シノン
仕事の人とかじゃない?

ほら、クラブとかのさ
イェナン
イェナン
言えてるかも
ジノ
ジノ
とりあえず席着いてさ、何か飲もうよ
ユウト
ユウト
度数低いのがいいなぁ
マスター
では、シャンパンにされて、お酒が強くない方はオレンジジュースで割ってミモザにするというのはどうでしょう
ウソク
ウソク
それがいいかも
フイ
フイ
じゃあシャンパンはこれで
マスター
かしこまりました
ホンソク
ホンソク
1時って言ってたよね?

もう1時になってる?
キノ
キノ
ヒョン、まだだよ
ジノ
ジノ
落ち着いて
トイレに行くため、個室を出るとスーツを着こなした男性がカウンターに座った

このバーはそういう人が来るんだなと思った

トイレから戻るとみんなの前にはグラスが置かれていた
ウソク
ウソク
とりあえず、乾杯
フイ
フイ
乾杯
シャンパンを飲みながらいろんな話をする

そして、1時になった頃ホンソクは個室を出た

隙間からみえたあなたさんは綺麗で先程のスーツの男性とデートのようだった

ホンソクはトイレに行き、戻ると思いっきり大きなため息をついた
ホンソク
ホンソク
絶対、彼あなたのこと好きじゃん
フイ
フイ
どうして?
ホンソク
ホンソク
だってあなたを見る目が本気
イェナン
イェナン
彼、かっこいいの?
ホンソク
ホンソク
かっこいいし、職場の同期なんだって
ジノ
ジノ
じゃあ、頭もいいんだ
フイ
フイ
ホンソク、大ピンチ
ユウト
ユウト
2人をここに誘ったら?
ホンソク
ホンソク
どうして?
シノン
シノン
面白そうだから
ヨウォン
ヨウォン
じゃあ、誘ってこよっと
そういうとヨウォンは個室を出て、2人に話しかける
ヨウォン
ヨウォン
あなたさん、良かったら一緒にどうですか?
(なまえ)
あなた
どうする?
ジョンヒョン
ジョンヒョン
いいけど?

あなたの元彼くんとも話してみたいし
(なまえ)
あなた
じゃあ、行くね
ヨウォン
ヨウォン
やった
あなたさんは一緒に飲んでいた男性と個室にきた

朝、ホンソク達から匂った香水の匂いがする
(なまえ)
あなた
はじめまして

あなたです
ジョンヒョン
ジョンヒョン
あなたと同僚で大学で同じサークルだったジョンヒョンです
ホンソク
ホンソク
サークルって何のサークルですか?
(なまえ)
あなた
ドライブサークル

週末にツーリングしたり、ドライブという名目で旅行したりするサークル
ジョンヒョン
ジョンヒョン
あなたはドライブサークルの元会長で僕が副会長

女性会長は後にも先にもあなただけ
(なまえ)
あなた
やめてよ笑笑
ウソク
ウソク
大学はどちらの大学ですか?
ジョンヒョン
ジョンヒョン
ソウル大学

俺は英文科であなたは工学部
(なまえ)
あなた
プログラミングとかやったり、実験したりしてたよ
ジノ
ジノ
ソウル大学の工学部なら研究職とかになれるのに

どうして塾の先生に?
(なまえ)
あなた
研究職で食べていくのはほんの一部だからね

なら先生する方が稼げるし
ジョンヒョン
ジョンヒョン
まあな笑笑
フイ
フイ
そういえば明日は仕事ですか?
(なまえ)
あなた
午前中はミスコンで午後は授業ですよ
ジョンヒョン
ジョンヒョン
期待してるからな
ユウト
ユウト
ミスコンって?
(なまえ)
あなた
国民の愛人コンテスト

生徒が勝手に応募したみたいで書類選考通過して明日が2次選考で
ジョンヒョン
ジョンヒョン
俺が応募に協力してな
(なまえ)
あなた
明日がどうかしましたか?
フイ
フイ
いや、予定があるなら大丈夫です
ウソク
ウソク
国民の愛人コンテスト?!

なにそれ?!
ジョンヒョン
ジョンヒョン
妖艶な女性を選ぶコンテスト

愛人としてのマナー、品格、美しさを競うコンテストみたいですよ
ユウト
ユウト
たしかにあなたさんエロい
ホンソク
ホンソク
コラッ
キノ
キノ
愛人とかしたことありますか?
(なまえ)
あなた
それは内緒
ジョンヒョン
ジョンヒョン
コイツはある

大学生の時に有名な会社の会長の愛人してた
(なまえ)
あなた
あれは愛人ではなく友達

普通にご飯行ったりしてただけ
ジョンヒョン
ジョンヒョン
どうかな?

サークルの会長だって前会長と寝たから指名されたんだろ
イェナン
イェナン
え?!

寝たってもしかして
(なまえ)
あなた
普通に飲み会で酔って先輩の家泊まっただけじゃん
ジョンヒョン
ジョンヒョン
よく言うよ笑笑
ホンソク
ホンソク
もしかしてあなたってビッチ?
(なまえ)
あなた
だとしたら?
ホンソク
ホンソク
やめて
(なまえ)
あなた
ふふっ

ホンソクって本当に変わってない
ジョンヒョン
ジョンヒョン
ホンソクさんは今でもあなたのこと好きなんですか?
(なまえ)
あなた
そんなこと、あるわけないよ
ホンソク
ホンソク
ううん、好きだよ
(なまえ)
あなた
私は今好きな人いるよ
そう悲しげに笑うとグラスを傾けシャンパンを飲み干した

髪をかきあげると甘い香水の香りが鼻腔を満たす

鞄から小さなポーチを持って個室から出た

彼女を追いかける

カウンターの隅に浅く腰掛け、慣れた手つきでタバコに火をつけ煙を吸い込む
フイ
フイ
あなたさん
(なまえ)
あなた
はい?
フイ
フイ
タバコ吸うんですね
(なまえ)
あなた
嫌い?
フイ
フイ
はい

けどあなたさんが吸うのはかっこいいです
(なまえ)
あなた
そっか笑笑

私さ、ずっとホンソクが好きだった

もしかすると今もかな
フイ
フイ
本人に言って下さいよ
(なまえ)
あなた
そう思う?
フイ
フイ
ええ
(なまえ)
あなた
だよね笑笑
フイ
フイ
何でタバコなんか吸うんですか?
(なまえ)
あなた
それ聞く?

自暴自棄になったの

守れなかった約束があってそれから吸ってる

ロマンチックじゃなくてごめんね
フイ
フイ
なるほど笑笑

ちなみにあなたさんは遊び人ですか?
(なまえ)
あなた
なにその質問笑笑
フイ
フイ
さっきの話を聞く限りそうなのかなって
(なまえ)
あなた
じゃあそうかも

2人で抜け出す?
上目遣いで挑発してくる

なんて答えたら正解なんだろう
(なまえ)
あなた
冗談よ笑笑
フイ
フイ
もうっ!
(なまえ)
あなた
可愛いや笑笑
あなたさんは綺麗で頭も良くてとっつきにくいのかと思っていた

けど本当はお茶目で面白い人だ

やっぱり一緒に仕事したいと思った

そしてもっと知りたいと思った
フイ
フイ
あの
(なまえ)
あなた
ん?
フイ
フイ
今度飲みに行きませんか?
(なまえ)
あなた
これから飲めばいいでしょ
そう言うと腕を絡ませてくる

ホンソクが好きになった訳がわかった気がした

ううん、好きかも

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