フイ side
朝起きると朝帰りと思われるメンバー達が帰ってきた
甘い匂いがする香水の訳を聞いて納得する
ホンソクの高校時代の彼女のものだという
ずっと好きといっていた彼女のことは知っている
話を聞いた時から、写真を見た時から気になっている
美しくて、頭も良くって、スカウトされまくってたと聞いて興味が湧いた
きっと事務所のスカウトマンも彼女に声をかけただろう
記録が残っているはず
こうしてはいられなくて社長に電話をかける
是非事務所に入れたい子がいると
名前を言うと社長も思い出したらしい
破格の条件でも靡かなかった子として記憶していたとか
後日、事務所で面接することが決まった
それからは作業室にこもって作曲をしていた
もし、デビューになったら僕の曲で売れて欲しいから
服に着替え、リビングに行く
ホンソクにいたっては決めすぎというくらいオシャレしていた
マネヒョンにバーの近くにある個室の居酒屋に行く
お腹もいっぱいになり、バーに行く
トイレに行くため、個室を出るとスーツを着こなした男性がカウンターに座った
このバーはそういう人が来るんだなと思った
トイレから戻るとみんなの前にはグラスが置かれていた
シャンパンを飲みながらいろんな話をする
そして、1時になった頃ホンソクは個室を出た
隙間からみえたあなたさんは綺麗で先程のスーツの男性とデートのようだった
ホンソクはトイレに行き、戻ると思いっきり大きなため息をついた
そういうとヨウォンは個室を出て、2人に話しかける
あなたさんは一緒に飲んでいた男性と個室にきた
朝、ホンソク達から匂った香水の匂いがする
そう悲しげに笑うとグラスを傾けシャンパンを飲み干した
髪をかきあげると甘い香水の香りが鼻腔を満たす
鞄から小さなポーチを持って個室から出た
彼女を追いかける
カウンターの隅に浅く腰掛け、慣れた手つきでタバコに火をつけ煙を吸い込む
上目遣いで挑発してくる
なんて答えたら正解なんだろう
あなたさんは綺麗で頭も良くてとっつきにくいのかと思っていた
けど本当はお茶目で面白い人だ
やっぱり一緒に仕事したいと思った
そしてもっと知りたいと思った
そう言うと腕を絡ませてくる
ホンソクが好きになった訳がわかった気がした
ううん、好きかも























編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!