第32話

最悪なすれ違い
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2026/03/08 04:52 更新
………


紫藤 入間がメンバーと合流したその頃、

桜木 蘭は1人、地面に寝そべっていた




あー……
(置いてかれた……)


そしてほぼ諦め状態に入っていた


(…他の班は大丈夫そうだし…)
(感知魔術はもういいか…)


感知魔術を解き、

とりあえず体を起こしたがもちろん周りは植物だらけ


人の気配はどこにもない



(護衛者が迷子ってどういうこと…?)
(てか今回俺普通に要らなかったんじゃ……)


そう、この時迷っていたのは桜木 蘭1人。


つまり彼がいなくても大丈夫だった可能性が高いし、

なんなら彼が1番問題行動を起こしていた





…まだ少し魔力残ってるし
飛行魔術でやってみるか……


そう言って無詠唱で彼は飛んでいった

これがすれ違いになることも知らずに
先生
おーい、桜木いるかー?


数十分前、生徒2人が崖から落ちて

そのうちの1人が行方不明ということで

教師数名で捜索していた




先生
あれ、紫藤この辺つってたよな?



崖から落ちた生徒の一人、紫藤 入間が言った通り、

もう一人の生徒、桜木 蘭とはぐれた場所まで来たが

そこに桜木 蘭の姿はなかった




先生
(もっと奥か…?)



担当しているクラスの一人、


"桜木 蘭"


入学初日、魔力で最低値を叩き出した生徒だった




身体能力は非常に高評価な生徒だが、

魔力がとんでもなく少なく、

人を庇ってまで怪我をしてしまうような生徒だったので


教師達のあいだでは心配している生徒だった



先生
(早く見つけてやらないとな……)



そして担任は再び歩き始めた















そしてここから、長いすれ違いが起きる













今回、頂上のゴールについたらそこからまた下ることになっている













桜木 蘭以外のチームはもうゴールしていた













桜木 蘭が行方不明なため、そこのチームは下で待機











つまりもう全チームがゴールしたことになる












ゴール地点にいた教師も、連絡がきて下山する、














崖から落ちたということで教師たちは崖下を探すことになる、















だが、桜木 蘭は飛行魔術を使ったため、















運悪く、下山する教師とは逆に上の方に行ってしまった






























この時、最悪なすれ違いが起きていた

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