前の話
一覧へ
次の話

第41話

嫌がらせ
603
2026/05/29 14:02 更新

それからというもの、


地味な嫌がらせが起きていた






桃
……!
モブ女1
ごっめーん!
モブ女1
脚長いから引っ掛けちゃったー!笑
モブ女2
ちょっ、やばいってw
桃
…………
モブ男2
桜木〜
モブ男2
わりぃ、お前の教科書汚しちゃった!
桃
……俺貸した覚えないけど?
モブ男1
えー、俺ら友達だろ?
モブ男1
貸し出しなんて当たり前!
モブ男2
だよなー!笑
桃
…………






















桃
てなわけで、
桃
俺いじめられてんの〜


そして数日後、


真昼の屋上で座りながらなつにそう言った



赤
…………
赤
…………………なんて??


赤井 那津は呆気に取られた顔で


こちらをじっと見ていた





桃
だーかーら!
桃
モブ1、2、3、4にいじめられてんの
赤
いやそんな天気話すようなテンションで言うな
赤
まてまてまて!
赤
重い!お前の今の話重い!!








桃
……え?
桃
だって別に俺悪くないし
赤
そう!!そうだけどそこじゃない!!


ワッと話始めるなつ


ずらずらと言葉を繋げてく



赤
いやまっていつから!?
赤
嫌だとか思わねぇの!?
赤
痛いとか……苦しいとか!?
赤
それにほら……
赤
護衛してる立場じゃん!!
赤
護衛対象者にそんなことさせられてさ…



屋上に少し冷たい風が吹く


この場はどこか静かだった










桃
あはは、腹立ってるに決まってんじゃん
赤
!………
桃
別に俺、好きでここいるんじゃないし
桃
数日様子見て思ったけど
桃
ネチネチしてしつこいし、
桃
ほんと鬱陶しい
赤
まぁ…そりゃそうだろ……
赤
……どうすんだ?
赤
なんとかするんだろ?


その言葉を聞いて、


らんは不敵な笑みを浮かべた




桃
そりゃ絶対後悔させてやるに決まってんじゃん
桃
もー、なつったら!
桃
そんな当たり前のこと言っちゃって!
赤
………
赤
(まって、こっっっっわ)



ゾッとした顔でらんを見るなつ


その目は少し引いていた



赤
(そうだよな……こういう奴だよな……)
赤
……お前ほんとすげーな
 
桃
え、なにが?
赤
メンタル
桃
え?


驚いた顔したらんのことは無視し、


なつは勢いよく立ち上がる




赤
よし!じゃあさっそく行動でようぜ
赤
やっぱ証拠集めを……
桃
なつ、



喋ってたなつの言葉を遮って、


笑いながら、らんもゆっくり立ち


なつの目の前に立つ




桃
そのことなんだけど……
桃
俺、しばらく何もしない
 
























赤
………はい?

プリ小説オーディオドラマ