第38話

生還
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2026/04/23 10:46 更新
ーーーってことなんだよ!
へ、へぇ〜……


紫藤 入間と下山して約数十分、


永遠に無詠唱魔導師の話をされ、


桜木 蘭は今にも恥死しそうだった



(まって本当恥ずかしい)


キラキラした楽しそうな顔で話されて、

メンタルが地味に削られていた


















……お、下ついたぞ
あ、そうだね……


下山し終えたと思ったら、

早速こちらに向かって走ってくる者がいた





らんくーん!!
いるまくーん!!


名前を呼びながら、

こさめが突進してきた





おい、らん!いるま!
怪我してねぇか?
龍大丈夫だった?
すごい大きかったよね……
あれ近くにいるだけで怖いよ!


2人だったのが6人になって、

すぐに騒がしくなった

日常に戻ってきた感じがした





うん、俺は大丈夫だよ
紫藤さんは……
あー、俺も平気、
つーかさ、聞いてくれよ!
………



紫藤 入間はそう言って、

また無詠唱魔導師の話をする感じがしたので、


こっそりとその場を離れた




はー……


あの後、教師に安否確認をされ、

騒ぎが収まらない中、学校へと戻った





そして今、寮を抜け出し

満月が綺麗に見える屋上に静かに座っていた




疲れた……



少し冷たい風が頬に触れる

月が一人の少年を照らしていた




……!


ガチャッと屋上の扉が開く音がした

足音がこちらに向かってくる





……よ、



ヘアピンをした少年、

そこに立ってたのはなつだった




なんだなつか、
おい、なんだってなんだよ
まぁまぁ、
寝なくていいの?
……は、笑
お前こそ起きてるくせに何言ってんだか、


そう笑いながら

なつは俺の隣に座った




な、今日気になったんだけど
なんでお前いるまだけ苗字呼びなん?
え?
ほら、「紫藤さん」って、
しかも、さん付け
あー……別に仲良くないし
え?お前ら同じ部屋じゃん
前髪ピンクって言われんだぞ俺、
あ………なんかごめん
やめろ同情すんな


























そしてしばらくの沈黙のなか、

なつかゆっくりと口を開いた



































なぁ、1つ聞いて良いか?

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