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第1話

何もかも上手くいかない
15
2024/07/27 04:36 更新
私は自分の事が大嫌い…
見た目も、中身も何もかも全てが嫌い
どうしてこんな見た目で生まれてきたのか
よく分からない…人に変な目で見られて
嬉しいはずがない、全てが嫌になる…
私はこれからどうすればいいのかな…、
(なまえ)
あなた
…(窓の外を見ている)
クラスメイトA
クラスメイトA
うわ!魔女がいるぞ!!
気持ちわりぃー(指をさしながら)
クラスメイトB
クラスメイトB
やめなよ〜w 聞こえちゃうでしょ?
(なまえ)
あなた
…(聞こえてるっつーの、)
安井 杏里
安井 杏里
おーい!あやめ!!
(微笑みながらこちらに来る)
この女の子は安井杏里…
中学生からの親友でいつも
私を助けてくれる…
人当たりも良くて私とは正反対…
(なまえ)
あなた
杏里…
(驚く)
クラスメイトB
クラスメイトB
えっ!!杏里ちゃんやめなよ!
魔女菌が移るよ!!
(笑いながら)
クラスメイトA
クラスメイトA
そうだぞー?やめとけって
安井 杏里
安井 杏里
何言ってんの…?
そんなことあるはずないでしょ
(と怒ったように)
(なまえ)
あなた
杏里…いいから、慣れてる
(杏里に声をかける)
安井 杏里
安井 杏里
でも…
(なまえ)
あなた
いいからほっといて!!
(と大きな声で)
その瞬間 あやめの声が教室に響く
クラスメイト達は驚いたように
あやめを見つめている
安井 杏里
安井 杏里
あやめ……?
(なまえ)
あなた
あ…ごめ、、(目からは涙が)
あやめは耐えきれずに荷物を持って
教室を飛び出していく
安井 杏里
安井 杏里
あやめ!!待って
(と声を掛けるもあやめは
止まってくれず走り去る)
あやめは学校を抜け出し
人を避けるようにしながら自宅に
戻っていく…
(なまえ)
あなた
…なんでよ、なんでこんなことに
私が悪いの…、?
それからあやめは暇を潰すために
テレビをつけたが内容は全く
入ってこなかった
気づけば夕方頃になり
母親が帰宅してくる
あやめの母
あやめの母
あやめ、ただいま
(疲れたような顔をして靴を
脱いでいる)
(なまえ)
あなた
…おかえりなさい
(テレビを見つめながら呟くように)
あやめの母親は日中働いている
それは何故かというと
あやめが小さい頃に父は病死しており
稼ぎの元は母親しかないからで
朝はパートで夜はバーで働いているのだ
あやめの母
あやめの母
あやめ…学校から電話があったんだけど
学校…抜け出したんだって?
(なまえ)
あなた
あやめの母
あやめの母
しかも安井さんのお家からも
連絡がきてね…、心配だっていってるのよ?
あやめの母
あやめの母
お母さん…一生懸命働いて
貴方の学校代を払っているの…、
あやめの母
あやめの母
だから……
(なまえ)
あなた
うるさい!!
私の事何にも分かってない癖に
分かりきったように言わないで!
あやめの母
あやめの母
なっ…
お母さんになんて口聞いてるの!!
(あやめの頬に平手打ち)
(なまえ)
あなた
痛っ…(手で頬をおさえる)
…っお母さんなんて大嫌い
(とカバンを持って家を飛び出す)
あやめの母
あやめの母
あやめ!!
それからあやめは大粒の涙を
流しながらも家から遠ざかるために
足をゆるめずに走った
(なまえ)
あなた
…(ここら辺に確か
人目がつかないような所があったはず)
あやめは昔の記憶を辿りながら
歩きを進めていると見覚えがあるような
景色を見つけて足を止める
夕日の光が差し込み
風で木々がゆれ異国のような雰囲気が
漂っている…恐ろしいような
引き込まれるような…
(なまえ)
あなた
…(幼い頃に1度だけ
父親と来た記憶がある
花の冠を父親にプレゼントしたっけな、
あの頃はお母さんはいつも笑顔だったし
私も楽しかったな…)
その時だった
ドライアオ
ドライアオ
(なまえ)
あなた
…?なに
(振り返る)
振り向くとそこには
とても美しい蝶が舞っていた
目を奪われるような煌びやかな羽に
大きな触覚、触れてしまいたくなるような
なんとも言えない気持ちがあやめを
包み込み あやめは夢中になって
その蝶を追いかける
(なまえ)
あなた
待って…!!
(あやめはその蝶を追いかけ時)
目の前が真っ白な光に包まれた

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