朝日が窓に差し込み
あやめは目を覚ますと身支度をする
隣には澪は既に居なくて
玄関の方に向かうと外に出かけようと
している澪がいた
そうゆうと澪は森の奥深くまで
歩いていった
そうゆうとあやめは
澪との約束を破って森の中に
歩みを進めることにした
暫く森を歩いていると
後ろからカサカサと何やら
足音が聞こえてきた
カサカサ…
ガサガサ…
その時 あやめの視界は
突然暗闇に包まれた
次第に息が出来なくなり
視界も霞んでくる…

すると急に呼吸が苦しくなり
ついには地面に倒れ込む
あやめはだんだん意識が遠のき
はじめて 「もうダメだ」と思った時
遠くから誰かの声が聞こえていたのだ
声の主は澪だった
いつになく焦った様子の彼は
あやめの元に走ってきたのだ
澪がくると黒いモヤは
姿を消してしまった
澪は今までとは比べ物にならない
くらいにあやめを抱きしめた
あやめは息が止まりそうなほど
強く抱きしめられ自分が
どれほど澪に心配をかけていたのか
どれだけ大切にされているかを実感した
そうゆうと澪はあやめの手を握りながら
ゆっくりと家に帰っていく
家に帰ると暫く沈黙が続いたが
あやめの様子を見た澪は口を開く
そうゆうとあやめは澪に泣きつく
澪は何も言わずにあやめを抱きしめた…
あやめは澪が自分の背中を撫でる手が
心地よくそのまま眠ってしまった














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!