あなたさんが帰ってこなくなって、約3日が経った
落ち着け、いつもはこんなに焦ったりしない
きっと任務が長引いてる、それだけ...
それだけな、....はずなのに
蝶屋敷を離れてもう3日経つ
もうそろそろ、私は行方不明として扱われる
桜柱は、ここで終わり
3日前
....頭が、回らない
なにも、わからない
鬼であったあなたさんが、死ぬなんて
そんな訳ない
その時の胡蝶の瞳が
すこし、桃色のように見えた
ただ、真っ直ぐ桜を見つめるように
本当に何も、疑っていないようだった
俺は鎹鴉から貰った文を破り捨て、ため息をついた
???
屋根を飛び移り、彼岸花を探す
山や森はあらかた探した
でも見つからなかった。町も見るべきだと判断した
場所は基本どうでもいい。鳴女が連れ出してくれるから
でも、普通の町とは少し違ったこの場所に、違和感を覚えた
煌びやかな装飾に夜なのに明るい街並み
賑やかな声
そして、気配で察した
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。