第6話

4.
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2022/03/28 04:54



HNside





自室にあるノーパソを開き、くだらないことを調べたり、動画を漁ったりする毎日。




別に楽しくない訳では無いが、退屈だなぁ、と時々思う。





ピロンッ





…メールだ。





僕は基本、外に出ない為スマホは持たずにノーパソにメールを登録している。




多分、家庭教師のバンチャン先生だろう。




カチカチとマウスで操作し、メールを開く。




[ バンチャン先生 からメッセージがあります]




やっぱりだ。




文面を読む。








《やぁハンくん。調子はどうかな?
明日、君の家に行くけど宿題は終わってる?
まぁいつも通り、ハンくんならやってるよねㅋ

困ったことがあったら、勉強じゃなくても相談してね。
いつでも聞いてあげるから。》






ほんとにこの人は気配りが上手だ。




先生と話すと、よりそう思わされる。




バンチャン先生と僕を比べると、正反対な存在だよな…




彼はものすごい優しくて人からの信頼があって、それに比べて僕は引きこもりで、消極的で…




なんだか全身がだるく感じてくる。




あ、返信しなきゃ…




再びマウスを動かす。








《ありがとうございます。困ったことがあったら頼らせていただきます。》







送信。





外面がいい所は共通してるかもな…と思い、ふっ、と鼻で笑う。








いや、違うな。




あの人は無意識だ。元々お人好しなわけだ。裏も表もない。




僕は、偽ってるから。




外面を良くしてるのは、僕だけか。





考えていて、馬鹿馬鹿しく感じてきた。




あーもうやだ、寝よう。




ノーパソを勢いよく閉じ、そばにあるベットに飛び込む。







…ヒョンは今、何してるのかな…




「トモダチ」と仲良く話したりしてるのかな。



楽しんでるのかな。








って、なんで僕ヒョンのこと考えてるんだろ。




考えたってしょうがないのに。




ぼーっとしているうちにだんだんと意識が遠くなっていく。








布団をかぶってても寒いなんて。








どうしたものか。












僕はそのままゆっくりと瞼を閉じた。















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いやここにきてバンチャンでてくるんかーい、って自分で書いててつっこんでました。



私、スキズちゃんのなかの推しがなかなか決められなくて、その中でも特にピリ子とハニハニとバンパバで悩んでるんですよ。(←どうでもいい)



バンパパ…いいですよね…



もしかしたら他のメンバーも何人かちょこっと出てくるかもしれません。



そのときは、
あぁこの作者また登場人物増やしやがった…と思っておいてください。










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