第4話

3
780
2025/09/15 15:00 更新




土井半助
...
あなた
...

すっっっっごい気まづい


ここに来るまでも中々に気まづかったけど


それはまだ後ろに人がいたから何とかなった(多分)


でも今は多分


周りに人っ子一人いない


音が全くないんだもん

あなた
はぁ、やれやれだよ...
土井半助
...天女様
あなた
ん〜?
土井半助
着きました
土井半助
ここが貴方がこれから暮らす部屋です
あなた
へ〜
あなた
意外とでかい

小屋だから小さいとかばかり思ってた


やっぱり思い込みはよくないね


うんうん

あなた
どうもありがと〜ございます〜
土井半助
いえ
土井半助
あ、それと
あなた

その瞬間、男の人は僕の目の前から " 消えた "


音がしない


どこに行ったのか分からない


「それと」って言ってたから遠くに行った訳じゃないと思うんだけどね〜

ピタッ

僕の首元に冷たいものが当たる


いやデジャブかよ


ここに来る前も同じことあったぞ

あなた
...いきなりなんですか?
土井半助
貴方、先程
土井半助
学園長の庵で乱太郎ときり丸、しんベヱの名前を口にしましたね?
あなた
うん
あなた
した
あなた
主人公の子と金に目がない子とふくよかな子でしょ?
あなた
あの3人印象強いんだよね〜
土井半助
そんな事は今どうでもいいんですよ
土井半助
学園長も仰っていましたけど
土井半助
もし、あの3人に限らず
土井半助
私の生徒に手を出すような事をしたら
土井半助
貴方の首、吹っ飛びますからね
あなた
...

やだこの人ぶっそ〜


首吹っ飛ぶんだって〜


この時代麻酔とかなさそうだし


痛いだろうな〜

あなた
痛いのは嫌だし手を出すつもりなんてありませ〜ん
土井半助
...
土井半助
そうですか( スッ
土井半助
失礼致しました
あなた
てか、学園長の庵の前にいたのってあんただったんだね
土井半助
...なんの事ですか?
あなた
だって学園長のじいさんと話してる時部屋の外から音が聞こえたもん
あなた
ガタッていう
あなた
それに学園長があなたを呼んだ時
あなた
すーぐに来れたでしょ?
あなた
忍者と言ってもそんなにすぐ来れる訳じゃないし
あなた
ね?そうでしょ?
土井半助
...ご想像にお任せします
あなた
...ちぇ
土井半助
では、私はこれで
土井半助
一週間、無事生き残る事を願っております( ニコッ
あなた
...
あなた
あのさぁ
あなた
何回も引き止めて申し訳ないんだけど
あなた
なんでそんな嘘つくわけ?
土井半助
...はい?
土井半助
嘘とは何の事でしょうか
あなた
あんたも、あのじいさんもそうだけど
あなた
僕が生き残ったらいいなんて微塵も思ってないくせに
あなた
何でわざわざそんな嘘つくの
あなた
あとその腹黒い笑顔も辞めてくれない?
あなた
心底ムカつく

僕が令和の時代に生きていた時も同じような笑顔を何回も向けられた


僕のじいちゃんは病院の院長


父さんはその病院で医者を


母さんはその病院で優秀な看護師として働いている


完全なる医者家系


僕も医者になるべく育てられた


その事が周りにバレると


周りの人間共は急に僕に優しくしてきた


医者はそこら辺の仕事に比べて給料は高いはず


将来の僕の金目当てで近づいてくる奴らは少ない訳じゃなかった


そいつらはみんな


この人土井半助と同じ笑顔を向けてきた

あなた
...本当に思ってない事を無理に言って
あなた
本当はしたくもない笑顔を向けて
あなた
ずっと自分の言いたいことを言えないままでいると
あなた
いつか、心が壊れちゃうよ
土井半助
...
あなた
案内どうもありがとう
あなた
じゃ
土井半助
...はい
土井半助
では















































あなた
...

まずいこと言っちゃったな〜


でも人と人の間にあんな嘘があって


嬉しい人間なんていない


実際僕は今も胸糞悪い

あなた
もうあんな顔を向けられるのはごめんだ
あなた
手が出ちゃいそう
あなた
でも手出しちゃったら殺されちゃうしな〜
あなた
う〜ん...
あなた
...ま、いいや
あなた
考えるのめんどくさーい
あなた
生きるのって大変ってことで片付けとこ〜
あなた
てか今何時

僕がここにきて


多分3時間くらい


じいさんのとこで意外と話し込んじゃってたからな〜


僕基本的に自分で起きるってなったら11時ぐらいだから〜


今昼か


腹減った...

あなた
でも食べるの面倒臭いし
あなた
今日くらい食べなくてもいっか〜
あなた
よし、寝て気持ちを紛らわせよっかな、

...天井に2人


音がした


二人分の音が

あなた
ったく、忍者なんだからもっと音を立てないようにしないと〜
あなた
一般人である僕に気づかれちゃうなんて

ま、いっか


眠たいし寝よ〜

あなた
ふぁ〜、、
あなた
おやすみんさい
















__side
今回の天女は中々に厄介だな...


音がしたなんて


確かに俺たちは動いた


でも


音を立てないように細心の注意を払っていたし


" こいつ " の音なんて俺は聞こえなかった

︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
今回は厄介だな
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
そうだな
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
弱みを握られるなんて溜まったもんじゃない
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
こいつが寝たら降りるぞ
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
この感じ、耳が相当いいからな
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
音なく、だぞ


























あなた
Zzz...















すごいなぁあなたの下の名前は!


さすが!私の息子ね!!




あなたの下の名前くんは凄いよね!


医者になるために勉強してるんだろ!?


困った時は俺らに頼れよ!


いつでも助けてやるからな!!













ここは...?


なんだか凄く


居心地がいい


こんな事、初めて言われたなぁ...

ガサッ

?、音がした...、


いや、気のせいだよな...

_____?
___

誰かの声が聞こえる...


誰だ...?


さっきの音は気のせいじゃなかったのか、


目、開きたくないな...


でも、開かないと


音が


すぐそこまで来てる...






































あなた
( パチッ
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
ッ!
あなた
...
あなた
え、誰...?




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