第7話

ඞි×6
655
2024/12/24 10:00 更新
 
何も言葉も交わさないまま、ぐさおさんがいる家に着いた
イエモンさんが扉を開けてくれる
 
iemon
 お先どうぞ 
 
あなた
( ⋯!優しい、)
あなた
 ありがとうございます 
 
扉をくぐると、すぐ後にイエモンさんが入って扉を閉める
襖を開けると、ぐさおさんが飲み物を飲んでいた
私たちに気付いたのか湯呑みを机に置き、笑顔になった
 
ぐさお
 おかえり〜 
 
ぐさお
 急に飛び出すから吃驚びっくりしたよ 笑 
 
あなた
 す、すみません ⋯ 
 
 
確かに、何も言わないで飛び出したのは失礼だったかも ⋯
緊急事態だったとはいえ、人様の家なんだから
 
ぐさお
 まぁまぁ、座って 
 
その言葉のままに、先程と同じ場所に座る
イエモンさんも私の後に続き座る
 
ぐさお
 そろそろお夕飯の時間だし、あなたちゃんと仲良くなろうということで_____
 
そう言いながらナニかをゴソゴソするぐさおさん
__まさか、武器とかじゃ ⋯⋯
 
ぐさお
 じゃーん!ファングルの高級寿司詰め合わせ〜! 
 
あなた
 は、はわわ ⋯ ✨ 
 
まさか、あの「ファングル」で採れた魚を捌いて詰め合わせた ⋯ あの!?!?
食べれば何も考えられなくなるほどの美味しさ、脂が乗って身がギッシリと詰まった数ある役職の中でほんのひと握りしか食べられない幻の ⋯ あの!?
ゴクリと喉が鳴る
今すぐにでも食べたい
でもその前に、シェリフとしてクルーの誘導をしなければ
彼らは避難したまま
何時までも村の避難所に居させる訳には ⋯
 
iemon
 ⋯ 行ってきてもいいんですよ 
 
あなた
 __っえ? 
 
iemon
 まだシェリフとしての仕事が残っているんですよね?
iemon
 遠慮せず、仕事をこなしてきてください 
 
____どうして、考えていることが分かったんだろう
でもありがたい気遣いだな ⋯
 
ぐさお
 そうだったんだ ⋯ 引き止めてごめんね 
 
あなた
 こちらこそ、仕事があるのに黙っててすみません ⋯
あなた
少し、外へ行ってきますね 
 
ぐさお
 はーい 
 
返事に聞いてから外へ出る
 
 
辺りは先程よりも少し赤く染まってきて、夕暮れが近いことを示していた
家は少し壊れているものもある
 
あなた
( 後で技術者に修理お願いしないとな ⋯ )
 
そう思いながら小走りで避難所へと向かった
































しばらく走っていると避難所が見えてきた
窓から明かりが漏れている
避難所の外にはボディビルダーが入口を守っていた
 
ボディビルダー
 ⋯ ! お疲れ様です 
 
あなた
 お疲れ様です 。中の様子は ? 
 
ボディビルダー
 前回と比べ、比較的大人しくしています 。家へ戻しますか ? 
 
あなた
 お願いします 
 
そう言うとボディビルダーは避難所の中にいるクルー達を外へ出す
避難したクルー達は安心したように各自 家へ戻る
それを確認して、技術者へ連絡をとろうと電子機器に番号を打ち込んだ
 
クルー
 すみませんっ! シェリフさん !
 
声のする方へ振り返るとヴァンパイア改めウパパロンさんに拘束されていたクルーがいた 
 
クルー
 先程は助けて下さり、ありがとうございました ! 
 
感謝の言葉と共に勢いよく頭を下げる彼女
わざわざお礼を言いに来てくれるなんて ⋯ 優しい人なんだな
 
あなた
 いえいえ、仕事ですので
 
クルー
 って ! 頬に傷が ⋯ !
 
先程の傷だろう
仕事が終わった後で消毒するつもりだから、気にもしなかった
 
あなた
 気にしないで頂いて大丈夫です 。かすり傷ですので 
 
クルー
 でっ、でも ⋯ 
クルー
だからといって、女性の顔に傷を残してはいけません ! 
クルー
 私の家に来てください !
 
手を引っ張られる感覚がする
抵抗しようにも力が強いし、クルーを傷付ける訳にもいかないので されるがままでいると、ある家へ着いた
其処はぐさおさんの家とは違い、洋風の作りになっているようだった
クルーが扉を開け、家の中に入る
クルーに手を握られているので必然的に私も家の中に入ることになる
 
あなた
 お、お邪魔します ⋯ 
 
クルー
 狭い家ですがごゆっくりしてください 
 
その言葉と共にリビングらしき部屋へ案内される
 
クルー
 救急箱持ってきますね 
 
そう言って棚の扉を開け、救急箱を探している様子
このクルー、女性なのに簡単に家に人をあげても良いの ⋯ ?
私がシェリフだからと言って、安心しきってない ⋯ ?
すぐ騙されそうで怖いんだけど
 
周りを見るとテレビ、机、椅子、ソファー、奥にはキッチンなど、一般的な造りになっているようだ
私に危害を加える雰囲気は無し
純粋な善意で私を治療しようとしているのだろう
 
クルー
 あ、ありました ! 
 
救急箱を持って私がいる方へ振り向く彼女
 
クルー
 其処のソファーに座って下さい 
 
近くにあったソファーに座る
テレビが見やすいように、ソファーとテレビが対面に設置されている
 
クルー
 あ、申し遅れました 
みぞれ
 私、みぞれ という名前です 
 
あなた
 みぞれ、さん ⋯ 
 
冬服を着てイヤーマフをつけた灰色髪の女性
彼女は救急箱を開け、消毒やら綿棒やらを取り出した
 
みぞれ
 少し染みると思いますが、我慢してくださいね 
 
そう言って綿棒に消毒液をつけ、頬の傷に押し当てる
それと同時にズキッとした消毒液による痛みが頬に染み渡る
 
あなた
 ッいた ⋯ 
 
みぞれ
 ご、ごめんなさい ⋯ でもあと少しなので 
 
そう言ってまた綿棒を傷口に押し当てる
そういえば、消毒液は細菌もだけど正常な細胞も破壊するから痛みを感じると何処かで聞いたことがある気がする
いやだから何だよって話だけど
そんなことを考えていると消毒が終わったようで、絆創膏を頬に貼ってくる
 
みぞれ
 よし、出来た ! 
 
満足したように私から少し離れるみぞれさん
ってか、よく見たらみぞれさんも美形だな ⋯ 
 
みぞれ
 ⋯⋯ ハッ ! 
みぞれ
 同意無しにいきなり連れてきて勝手に消毒をしてしまいごめんなさい !!
 
あなた
 いえ、別に私も嫌々来たわけでは無いので ⋯ 
あなた
 それに、みぞれさんは善意で治療してくれたんですよね 。お心遣いありがとうございます 
 
そう言って微笑んでみる
 
みぞれ
 はわわ、可愛い上に優しい ⋯ っ 
 
小声でそう聞こえたのはスルーしておこう
____ふと、技術者の事が頭にぎる
 そういや、連絡してないな ⋯ 
 
あなた
 すみません、用事があるのでそろそろ ⋯ 
 
みぞれ
 そうですよね、お忙しいのに引き止めてしまってすみません ⋯ 
 
ショボンと効果音がつきそうなほど落ち込んでいる彼女
止めてくれ、クルーにそんな顔をされると動きたく無くなる
話を聞きたくなってしまう
天秤に掛けられていた 「 みぞれさん 」 と 「 連絡 」
見事にみぞれさんに傾いてしまった
 
あなた
 ⋯⋯ まぁ、ほんの少しなら此処にいますけど ⋯ 
 
みぞれ
 ⋯ !! 本当ですか !? ✨ 
 
今度はパァァァァと明るい効果音がつきそうな程に、嬉しそうに笑顔になる
可愛い女の子に笑顔を向けられて、少し心が浄化された感覚がした
 
みぞれ
 ____優しい貴女に、聞いてほしいことがあるんです
 
 





































実はこの度、私 ⋯ ファンアートを頂きました〜!ドンドンパフパフ
本編とは関係なくてすみません
 
 
 
この構図!表情!目線!躍動感!
全てが素晴らしいですありがとうございます!!
 
 
らむ様ですね
反応集の方も、個人個人の特徴が掴まれていてとても面白いです!
私個人としては、【 かいしんのいちげき ! 】が1番好きです🥰
ご本人様もとても良い方で、絡みやすいですよ〜
 
少し話が逸れましたが、ファンアートありがとうございます!
 

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