オレのスマホに一件の通知が来る。
それは、母…の妹のものだった。
「最近どう?元気してる?実家帰ってこないの?」
そうだな…最近…いや、しばらくの間実家に帰っていないな…
……久しぶりに帰るか…
そうだ、こうしよう。
実家に帰る。
そのついでに、いやメインとして、綾瀬を紹介しようと思った。
大丈夫、大丈夫。
言える。
インターホンを押す。
しばらくして、スピーカーから返事が聞こえ、玄関が開く。
今日、紹介するつもりで綾瀬を連れてきたけど、加江子さんはきっと、綾瀬はオレの恋人だとは思ってないんだろうな。
振り向いた加江子さんは笑顔だった。
やば……
怖くなってきた…、
綾瀬にも…気、使わせちゃったし…
本当に……言えるだろうか…
ありがとうございました














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。