第5話

楽しいひととき
137
2023/12/13 12:02
拝啓、お父様お母様。
娘はかくりよで甘味処を営んでおります
お客様もよくして下さり少しずつではありますが繁盛しています
しかし、私はなぜ今天神屋の番頭とともにお涼を追いかけているのでしょうか
暁
見つかりましたか!?
(なまえ)
あなた
い、いえどこにも…
暁
あいつどこ行きやがった
春日
春日
あれ〜?珍しい組み合わせだぁ
(なまえ)
あなた
春日
暁
お涼を見たか?
春日
春日
お涼様?
春日に聞くとお涼はお菓子を持って自分の部屋の方へ行ったそうだ。あっち行ったりこっち行ったり何がしたいのだろうか
暁
すみません
暁
もう少し付き合って貰えます?
(なまえ)
あなた
はいw
お涼
お涼
あっ
(なまえ)
あなた
あっ
暁
あああ!!
暁
いたぁぁぁ!!
二人でまたしても廊下を歩いているとばったりとお涼と出会う。暁はお涼をみて声を上げる。
お涼
お涼
眉間にしわ寄せてたら子どもに泣かれるわよ?
暁
またその話か!
(なまえ)
あなた
泣かせたんですか?
暁
あ"…いやそうではなく…
お涼
お涼
暁ったらお客様に顔が恐いって泣かれたのよ
お涼は楽しそうに笑いながらあなたに話す。横で暁は顔を真っ赤にしてプルプルしている
暁
お〜りょ〜う〜お前と言うやつは!
お涼
お涼
あははっ!
お涼
お涼
あなたにも泣かれちゃうわよ〜
葵
なんだか楽しそうね
(なまえ)
あなた
実は…
暁はお涼を追いかけていったため置いていかれるあなた。後ろから声がして後ろを振り返るとそこには葵がいたのだ。
葵
ふふっその話ね
葵
最後はその女の子に感謝されたのよ?
(なまえ)
あなた
へぇ!優しいところがあるのね!
葵
そうね
葵
あいつ不器用だけど優しいから
大旦那
大旦那
暁の話かい?
葵
大旦那様
(なまえ)
あなた
そうですよ
大旦那
大旦那
暁はすぐ頭に血が上ってしまう所がたまに傷だけど優しい子なんだよ
(なまえ)
あなた
そうですね
(なまえ)
あなた
見ていたらわかります
直接会ったことはなかったが品を届けるたびに見かけているし常連さんたちが暁のことを褒めていたことを思い出す
お涼
お涼
あーあ捕まっちゃった
暁
はぁ…はぁ…
(なまえ)
あなた
お、お疲れ様です
大旦那
大旦那
暁をからかうのも程々にねお涼
お涼
お涼
はーい
大旦那
大旦那
今日はありがとうあなた
(なまえ)
あなた
い、いえ!こちらこそ!
(なまえ)
あなた
ご贔屓にしていただきありがとうございます
大旦那
大旦那
また遊びにおいで
(なまえ)
あなた
はい!ではまた
そしてあなたは自分の店へと戻った。少しの時間だったが楽しかった。

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