第42話

Ep. 37
604
2024/03/03 03:19
あらすじ (更新が遅れたため説明!)
ひったくりにあった女性を助けたら、女性にお礼と言われ、少年探偵と付き添いの安室、園子を御屋敷に招待してくれた。

ひったくりから助けた女性の名は飛鳥井 小冬アスカイ コフユ。ある財閥の令嬢だった。

そして飛鳥井邸で、殺害未遂事件が起きる。

小冬が毒を盛られ、殺されそうになった。

果たして、あなたの下の名前と少年探偵団、安室は事件を解決できるのか────


目暮警部
分かったって?
目暮が不思議そうにあなたの下の名前を見る。
あなた
この事件の真相がですよ 。
この場にいる全員が目をぱちくりさせる。

無理もない、子供が 事件の真相を解き明かそうとしているのだから 。
江戸川コナン
そうだね  。ボクも分かったよ !
目暮警部
じゃあ 、その事件の推理答え をおしえてくれ
あなた
わかりました
まずこの事件は 犯人の『嫉妬』 から始まります 。
あなた
先程 春奈さんが説明してくれたように、 この屋敷には『位』というものがあるそうですね?
あなた
その 『四季の位』が事件の犯人 を 小冬さんを殺すという考えに したのです 。
小学生とは思えない、饒舌ジョウゼツな口ぶりで あなたの下の名前は

事件の真相を解き明かす 。
飛鳥井春奈
なるほど でも 、 位が妬ましいからって あの『優秀』な お姉様を 殺そうとするなんて 、そんなこと誰が・・・
あなた
・・・それでは 、事件の続きを 
あなたの下の名前は少し黙ったあと 考えるような素振りをみせ、 また事件の推理を話す 。
あなた
関心のトリックですが 、トリックは至って単純 。そこにいる 三枝さんが、小冬さんののでいたお茶に 毒を入れたのです 。
全員が 驚くような 声を上げる 。

三枝は 下を向いたまま 何も言わない 。
目暮警部
そのトリックは 、 いくら何でも 無茶すぎないか ?
そのトリックなら 、小冬さんは 自ら毒入りの お茶を飲んだことになるが ?
江戸川コナン
鑑識さんに聞いたら、 少しお茶の中に 毒が残っていたそうなんだ
江戸川コナン
毒を調べてみると 、 その毒は非常に熱に弱く アツアツの お茶に入っていたら 見えなくなっちゃうんだって 。
あなた
もちろん 、味には変化があると思うけど 私達と 話していたし、 毒も見えなくなってしまっていたから 気づかないのも 無理はないよ 。
安室透
なるほど それなら 丁度納得がいくね 。
それにしても 、あなたの下の名前ちゃん 、 そんな推理の仕方どこで覚えたんだい?
安室は顔を近ずけ 、 低い声で あなたの下の名前に問いかける。
あなた
えーっと、 ミステリー小説とか好きでさ 自然と身についたというか
安室透
・・・そうかい それならいいんだ
目暮警部
三枝さん 、 今のは本当 ですか ?
メイド1
っ. . . はいっ、 本当です 
でもっ!! これは、私1人で やった事で ・・・!
三枝は 焦るように 自分が犯人だと伝える
江戸川コナン
本当にそうかな ?
江戸川コナン
あの 暗号の紙に 書かれていた 葉の色と   照らし合わせてみてよ 
吉田歩美
それなら 私が読み上げるねっ !
紙もってるし
灰原哀
そうね 吉田さん。 私にも見せてくれるかしら 。
吉田歩美
えーっと最初は 、『緑の葉』
目暮警部
緑の葉か ・・・
あなた
この屋敷は 『四季』が重要視されています 。
緑の葉は どの季節に当てはまりますか?
灰原哀
・・・あっ ! 『夏』かしら ?
江戸川コナン
そう つまり名前に『夏』が名前に入っている人は ?
吉田歩美
『夏海さん』かなっ ?
あなた
そうだね 次は?
元太
おい歩美っ! 俺にも見せてくれよっ !
元太
えーと 、 次は 『赤の葉』
目暮警部
じゃあ また四季と照らし合わせると 秋・・・
つまり『秋人さん』か!
吉田歩美
次はね ・・・
光彦
『木』、ですかね ・・・
安室透
木には 『枝』があるから、 
『三枝さん』かな?
あなたの下の名前の助言とコナンの 推理のお陰で どんどん暗号が解けていく 。

だが、 ただ1人 俯いている人がいる 。
あなた
最後かな 。
最後は 『桃の葉』
江戸川コナン
これは・・・桃色として受け取っていいんだよね 。
つまり 最後は『春奈さん』
暗号を解き終わった瞬間、 誰かが 歯を食いしばる
吉田歩美
でも 、 親とか 自分とか どういうことなのかな 。
あなた
それは まず 緑の葉──つまり夏海さんは『娘』 、夏海さんの娘は 春奈さんと 小冬さん
目暮警部
それが どういうことなのかね ?
江戸川コナン
春奈さん が御屋敷を案内してくれてた時に、廊下で 夏海さんが電話をしていたんだよね。
多分ソレに関係があるじゃないかな?
飛鳥井夏海
・・・その時 、 みなさんが聞いた電話は小冬の事業を 上手くいかせるためだったんです 。
夏海は押し殺すよう声で 、 話す。
飛鳥井夏海
結果的に 、 小冬には 断られましたが
っでも!! わたしは小冬を殺そうとしてはいません !
あなた
そう 夏海さんは白、 ですが秋人さんは───
あなた
自分のために 小冬さんから 事業を譲ってもらおうとした 。
これも 小冬さんに断られていますよね 。
その場に 冷たい空気がながれる 。
飛鳥井秋人
ああ ・・・それは今、 後悔してる
自分のためといっても 小冬が頑張って作った事業を 何もしていない、 私が奪おうとしたのだから
あなた
・・・残るは 三枝さんの 親と 春奈さんの 名誉
あなた
先に 春奈さんの方を解きましょうか 。
・・・もし『名誉』が小冬さんを殺して
あなた
自分が 認められることだったら ?
飛鳥井春奈
っ・・・ !!
あなた
そして 親は 春奈さんのこと、 春奈さんのために 尽くす、 という意味なのではないでしょうか
全てのピースが埋まった瞬間、 春奈はその場で崩れ落ちる 。
あなた
そう 、 犯人は ──────

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みなさんお久しぶりです!
作者のroyuです 。皆さんと会うのは2,3ヶ月ぶりでしょうか。
(本当に)大変お待たせしました!!
作者が今 、インフルにかかっているので今日から5日間ぐらいは(多分)毎日投稿できると思います!

これからも作者と、 作品をよろしくお願い致します!!


(いいね・お気に入り・コメントとモチベーションになります!!)

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