第28話

26話
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2026/02/24 09:59 更新
E組の教室にて…
杉野 友人
あれ?遥香は?
潮田 渚
朝から、僕は見てないけど…カルマ君は?
赤羽 業
渚君達も見てないの?
杉野 友人
いつもなら、渚かカルマか俺に声を掛けてくるくらいだもんな。
すると、殺せんせーの出席確認の時に電話が鳴る。
殺せんせー
はい、雨野さんのお母様ですね。
え…!?雨野さんが…行方不明!?
茅野 カエデ
えっ!?遥香ちゃんが行方不明!?
殺せんせー
分かりました。先生の方でも探してみます
ポチッ
イリーナ・イェラビッチ
遥香が行方不明だなんて…
アンタ達、何か心当たりある?
磯貝 悠馬
いえ…
前原 陽斗
遥香ん家のお母さん、優しいんだよな…
寺坂 竜馬
いや…待てよ。
遥香の所、一時期…何か家に帰るのを怯えていたな…

あいつ、嘘を付くのが上手いが…顔だけは避けてなかった。
まるで、俺らに話せない程のピースが外れていたからか?
赤羽 業
寺坂の言う通りかもね。
俺、遥香の叔母さんに1回だけ見た事あるよ。

まるで、遥香の事を嫌っていたような…そんな感じがしていた気がする。
潮田 渚
…!だとしたら…!
殺せんせー
雨野さんのお祖母様に関係しているのかもしれませんね。

素顔は雨野さんのお母様に見せてもらったので、皆さんに情報を共有します。
イリーナ・イェラビッチ
この顔…私…見た事あるわ。

名前は雨野優里

昔から優秀な暗殺者だったわ。
烏間先生
暗殺者…?イリーナ、その優里さんの暗殺能力はあるのか?
イリーナ・イェラビッチ
えぇ…遥香の父親を含めて他の子供達に暗殺として教えていたわ。
生き残ったのが、雨野余音。

でも、優里のやり方に遥香にとってトラウマがあったわ。
潮田 渚
トラウマ…?
いつも、あんな笑顔の彼女が…


僕達の前では過去の事を話さないのだろうか?
イリーナ・イェラビッチ
優里は研究員の大人達に5人の子供に暗殺システムを作り出したのよ。
茅野 カエデ
えっ…!?
中村 莉桜
ビッチ先生…それ、どういう事…!?
イリーナ・イェラビッチ
…優里は私の元同僚よ。
詳しくは彼女の場所に行かないと分からないわ。
ビッチ先生の元同僚…
殺せんせー
「…もしかして、彼女が雨野さん?
オッドアイ…アルビノ…」
ガラッ!
雨野 余音
雨野 余音
す、すまない。
俺は雨野余音だ。娘がいつも迷惑掛けて済まない…
烏間先生
余音…?
雨野さんの父親か?
雨野 余音
雨野 余音
嗚呼…烏間、久し振りだな。
…母さんと遥香については俺から話そう。


遥香は…生まれた時からオッドアイだ。
優莉奈と俺の子で、でも…叔母は遥香を5人の内の暗殺システムとして選ばれたんだ。

理由はオッドアイとアルビノだったからだ…!
片岡 メグ
えっ…?アルビノって…
オッドアイの病気は虹彩異色症と言われているって聞いた事あるけど…

アルビノは生まれる率によっては率が少ないって…
自律思考固定砲台
アルビノとオッドアイは極稀と言われています。
遥香さんは1人でこの痛みを耐えてきました。

…私の推測だと、遥香さんは暗殺システムの成功者だったと思います。
中村 莉桜
暗殺システムの成功者…!?
って事は遥香だけ、生き残ったって事!?
自律思考固定砲台
…はい。遥香さんはこの事を皆さんにお伝えしなかったと思います

律は悪い子でしょうか…
赤羽 業
…いや、誰もが悪いわけじゃないよ。
遥香自身、俺らE組でも伝えて良い話じゃなかった。
律自身が悪いわけじゃない、遥香は…1年の時から生徒からオッドアイとして嫌われていたから。

2年の時は渚君と一緒に遊びに行ったりしてたけど…

遥香は渚君と俺と一緒に居ると少しずつ笑顔の明るさがあった。

…その時は可愛いと思っていなかった。
いつかは生徒会の会長の浅野君に狙われそうになったけど…天然無自覚過ぎる子って思ってしまったねw
雨野 余音
雨野 余音
…俺なら知っている。
付いてくる生徒は…
赤羽 業
…俺行くよ。
磯貝 悠馬
俺達も行こう!
遥香も…俺達E組の仲間だ!
茅野 カエデ
うん!遥香ちゃんを絶対に助けよう!
こうして、僕達は余音さんの心当たりのある廃墟の研究室に付いてくる事に…

そして…彼女の行方不明の経緯を知る事になる…


















今朝


遥香視線…
雨野 遥香
雨野 遥香
…母さんは起きてないか。
朝ご飯は早めに済まそうかな…
自分の分と父の分と母の分も…
雨野 遥香
雨野 遥香
うん、出来た。あっ、カルマにLINEでも…
ピーポーン!
雨野 遥香
雨野 遥香
…ん?はーい?
ガチャッ…
雨野 遥香
雨野 遥香
どな…た…です…か…
バタッ…
雨野 優里
雨野 優里
…???が居なければ…







良い孫で…良い育ちになれたはずよ!
暗殺システムの成功が…!失敗作が…!
タッタッタッ…
雨野 遥香
雨野 遥香
…。
叔母さんは私の事を暗殺システムの玩具扱いだった。


昔、叔母さんは私をとある施設に入れさせた。



5人の子供が暗殺システムに相応しいのか…



…私らと同い年だった、私達は暗殺システムで生きてきた。

けど、4人の声が聞こえなくなって…


その後…覚えていなくて…


…皆にいつも迷惑掛けて居て…1年と2年の時はカルマと渚と学秀くんが…たまに見掛けてくれた。


あの頃が…ビジョンの様に懐かしいよ。
雨野 遥香
雨野 遥香
…。
『雨野、君の勉強は誰よりも優秀だ!』



    『雨野さん、勉強凄いねw』



     『何で、雨野さんが優秀なのよ?』
雨野 遥香
雨野 遥香
…。
…私は居ない方が良い?
潮田 渚
…えっと、あの…遥香さんだよね?
雨野 遥香
雨野 遥香
…渚君?
髪型、女の子?
潮田 渚
あはは…髪…切りたいんだけどね…。
雨野 遥香
雨野 遥香
…何か、呼び捨てで良いよ。
合間が行き過ぎるし。
その子は潮田渚。
無自覚だけど、渚君は速さがヤバい事くらいは分かっている。
潮田 渚
えっと…じゃあ…遥香?
雨野 遥香
雨野 遥香
…それなら、良い。
よろしく、渚
それからというもの…今日は学秀くんがたまに来てくれた。

どうやら、生徒会に入るらしく。
生徒会の意味を知りたかったそう。
雨野 遥香
雨野 遥香
…学秀くんが生徒会に入るの?
浅野 学秀
嗚呼
雨野 遥香
雨野 遥香
…学秀くんなら良いけど。
生徒会の意味、分かっているなら良い。
浅野 学秀
「…いつも、雨野は気の抜けないな。」
そして、私は何時ものように成績優秀で…






私…Unknownだから。
雨野のビション



まだまだ続きます!

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