第16話

16
308
2026/05/30 15:00 更新
晴兄とお使いに行っていると、
ぼくと同じくらいの子が晴兄の服の的を狙ったり、
何を買うのかを忘れちゃったりしたけど
後買うものはチョコバナナだけになった。
安倍晴明
安倍晴明
あれ?雪あの子...
安倍雪明
安倍雪明
ん?
安倍雪明
安倍雪明
あっ
晴兄が指を指す方向を向くと、てぃあらちゃんが居た。
珍しく晴兄の身長が生かされた瞬間だ。
安倍雪明
安倍雪明
晴兄ありがとう!行ってくる!
安倍晴明
安倍晴明
行ってらっしゃい
ぼくは小走りで
てぃあらちゃんの元へ駆け寄って行った。
てぃあらちゃんは人混みの中に埋もれていて、
ぼくに気付いていない様子。
安倍雪明
安倍雪明
おーい
なるべく早く気付いてほしかったので
ぼくにとっての大声を出したけど
いつも大声を出さないからこの声量が精一杯。
てぃあらちゃんは全然気付いてない...。
安倍雪明
安倍雪明
おーいっ!
インドア5歳児の足の速度はとてつもなく遅く、
体力も無い。
安倍雪明
安倍雪明
はぁ...
ちょっと息切れが酷い。運動しないとな...。
安倍雪明
安倍雪明
おーいっ!!!
はぁ...やっ、やっと追いついた...。
ぼくはてぃあらちゃんの肩をトントンと叩いた。
安倍雪明
安倍雪明
もう...はぁ...てぃあらちゃん何回呼んでも
気づいてくれないんだから...
安倍雪明
安倍雪明
行こう!
てぃあらちゃんは振り返ると
ピシッと固まって動かなくなった。
源てぃあら
源てぃあら
...ぇ、あ...ゆ、雪!!
焦ったかのような反応をされた。どうしたんだろう?
源てぃあら
源てぃあら
わあ!!それゆかた?可愛い!!
細かく言うと甚平なのだけど浴衣ってことにしておく。
安倍雪明
安倍雪明
ありがとう...
てぃあらちゃんはキャッキャッと
ぼくの甚平を見て楽しそうにしている。
こっちまでほっこりするなぁ。
するとてぃあらちゃんは爆弾発言を落とした。
源てぃあら
源てぃあら
いーなぁ〜!!てぃあらも着たい!!
安倍雪明
安倍雪明
...っ、ちょっとまって!!
そんなこと言ったら...
ママ明
ママ明
あらぁ...てぃあらちゃん!
来てくれたのね!!
ああ...(諦)
源てぃあら
源てぃあら
うわぁ〜!!
てぃあらちゃんは全身鏡の前でくるくると回りながら
自分の姿を目に焼き付けていた。
てぃあらちゃんは水色をスイスイと泳いでいる
金魚の模様が入った甚平を着ていた。
てぃあらちゃんの目の色に良く映えていてとても綺麗。
ママ明
ママ明
これ、私のお下がりなんだけどね
ママ明
ママ明
3人とも男の子だったから
着てくれなくて...
...なんかごめん。
源てぃあら
源てぃあら
ありがとー!おばちゃん!!
そんなことは気にせず、
てぃあらちゃんは嬉しそうにお礼を言った。
ママ明
ママ明
ふふっ...いいのよ
源てぃあら
源てぃあら
雪〜!!行こっ!
安倍雪明
安倍雪明
ぼくはてぃあらちゃんにグイッと引っ張られ、
お祭りへと向かった。
源光
源光
あっ!!てぃあらっ!!
外に出てちょっとウロウロしていると、
てぃあらちゃんのお兄さん方が現れた。
...え?てぃあらちゃん勝手に移動してたの...。
源輝
源輝
姫〜?勝手に1人で行かないの
源てぃあら
源てぃあら
雪と一緒だったもん!
...道中は1人だったけどね。
源輝
源輝
って姫...どうしたのそれ...
源てぃあら
源てぃあら
おばちゃんに着せてもらった!!
源輝
源輝
...ふーん
あ、顔が綻んだ。
輝お兄さん魔王の機嫌が良くなって良かった...。
【番外編】お祭りを回る2人
てぃあらちゃんに引っ張られ、
一緒にお祭りの屋台を見に行った。
源てぃあら
源てぃあら
あー!雪!!これ欲しい!!欲しい!!
安倍雪明
安倍雪明
え?なに...
安倍雪明
安倍雪明
が?
いきなりてぃあらちゃんのテンションが
爆発的に上がったから何かと思ったが、
安倍晴明
安倍晴明
ギャアアアアア!!雪!!ゆ、雪!!助けて!!
晴兄がケバブにされていた。
安倍雪明
安倍雪明
...
安倍雪明
安倍雪明
...
安倍雪明
安倍雪明
...
安倍雪明
安倍雪明
てぃあらちゃん、
これは見ない方がいいよ教育に悪い!
きっとこれは晴兄の自業自得なので見捨てる
安倍晴明
安倍晴明
何故っ!!
すみません💦
3章から書き溜めが無くなっていて...
更新止まっちゃうかもしれません...。
本当にすみません!

プリ小説オーディオドラマ