第5話

ステルスミッション
19
2025/12/27 12:00 更新
しょう君……当時の私は名前も知らない

男の子を見つめていると向こうから紅髪の男性が

男の子の手首を掴んで何処かへ行ってしまった





後日に燈矢兄さんに聞いたんだが

あの人がエンデヴァーさんだって知った

テレビでしかエンデヴァーさんの姿を

見たこと無かったからあんなザ・OFF姿は

最初は信じきれなかったが燈矢兄さんが

凄く熱く語っているから流石に信じた





新は男の子の後ろ姿を目で追っていたが

見えなくなった瞬間、私の方に向き直り

イタズラっぽい笑みを浮かべていた
未創新
ねぇねぇ、お姉ちゃん
未創美衣
何処にいるか分からないよ
未創新
何で分かるの!?まだ何も言ってないのに...…
未創美衣
はぁ…その表情から見れば分かるよ
あの男の子を探しに行きたいんでしょ
未創新
そうそう、この家広いから探すのに
時間が掛かりそうだから
未創新
お姉ちゃんと一緒だったら
見つかるかなって
未創美衣
良いけど……バレたら一緒に謝ろうね
未創新
分かったよ!!
未創新
ねぇ、夏雄兄ちゃん!
トイレ行って来るね
未創美衣
新がどっか行くか心配だから
私も一緒に行くから
轟夏雄
おー、分かった
俺達ここで遊んで待ってるから
未創美衣
うん、じゃあ行ってくる











































轟夏雄
……なぁ、誰か美衣達に
トイレの場所教えたか?
轟冬美
……え?
教えてないよ、燈矢兄は教えてた?
轟燈矢
俺も何処か教えてない
………あいつら本当にどこ行ったんだ?




















私達はそのまま玄関に入らずにまずは周りを探索した

相変わらず庭が手入れされていて綺麗だなーと

呆けていると枯山水があった





当時、テレビで見たことあったから記憶に残っていた

だから枯山水を踏んでしまったら

完全に足跡が残ってしまう

私は進もうとする新をすぐに止めた
未創新
な、なんで止めるの…
未創美衣
これ、枯山水っていうやつ
踏んだら泥みたいに足跡が
くっきり付いちゃうから
未創新
でも、ここら辺枯山水ってやつばっかだよ
未創美衣
うーん……もう素直に玄関に入っちゃう?
未創新
入ったら、あのお父さんみたいな人に
バレるかもしれないでしょ
未創美衣
じゃあ、このままだと
行き詰まっちゃってるよ……
未創新
だ・か・ら………"ここ"を進む!!
新が指を指した場所は縁側の下

確かに私達の体なら潜れるしバレない

庭を踏み荒らさないが匍匐前進を常に

とり続けなきゃいけないが子どもの体は柔軟だったのと

スパイのような感覚にわくわく感が止まらなかった

私達は意気揚々と屈み込み匍匐前進で進んでいった





意外にも時間は掛からずスムーズに進んでいったが

上から何か怒号と鈍い音、嗚咽と同時に液体が

床などにぶちまけた音などが聞こえた





流石にバレたと私達は口を押さえて周囲を見回したが

誰かが屈んで見ているわけでは無いし足なんで

見えないからほっと一息をついて進行を続けていった




















次に聞こえたのは誰かが啜り泣く声だった

どうやらさっきまで怒られたのだろうと

幼いながらもすぐに察せれた





何処だろうと見ていると

ぶらんと小さい裸足をこちらから見えた

もしかして、あの男の子なんじゃないかと

思った新は声の方に進んでいった後に

縁側の下から顔を出した
未創新
こんにちは、初めまして!
うわあぁぁぁぁぁっ!!?人が出てきたぁぁ!!

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