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第1話

𝑃𝑟𝑜𝑙𝑜𝑔𝑢𝑒
50
2026/02/27 15:18 更新

カーテンの隙間から朝日が漏れて、いつも通りに目が覚める。
いつもの朝食を食べて、いつも通りに学校へ行って。
放課後は、毎週ある生徒会の会議に参加して。


__そんな、吐き気がするほど「いつも通り」の日常。



それがずっと続くのだと、疑いもしなかった。



ねぇ。あなたの下の名前ちゃんって、今は……誰とも付き合ってないんだよね?


あなた
…? そうですが、どうかしたんですか?


….じゃあさ、僕と付き合ってみない?







その次の日から、私にとって長く苦痛でしかない日々が始まる


クラス全体でのいじめだ。理由はわからない
誰かに何かをした記憶もなく、何かやらかした記憶もない
ただ、私の居場所だけが少しずつ削られていった
声を上げる勇気も、逃げ出す力も私にはなく、
毎日息をとめて耐え続けることしかできなかった



そして、それから何ヶ月かした頃。


私の心はついに壊れてしまった。
もう全部、何もかも、どうでも良くなってしまったのだ
そういう人間が最後に考えつくことはひとつだろう。


自殺、だ。


私は、住んでいるマンションからその日、飛び降りた
怖いとか死にたくないとか、そういう感情はもうなくて、只々解放されたかっただけだった
案の定、マンションは30階建てで頭から落ちて死なないわけがなかった




はずだった。





あなた
( ………頭がズキズキする… )
あなた
( 意識あるってことは、失敗したのかな )



目を開けた先に、過保護な親がいることを覚悟して、瞼を開いた


けど、瞳に映ったのは親の顔でもなく病院の天井でもなかった。






私の瞳に映ったのは、自室の見慣れた天井だった_____















いじめられっ子、自殺したら死に戻りした話。  


𝑺𝒕𝒂𝒓𝒕 ▶︎




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