第6話

4話【「自分のことを大切にしいや」】
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2025/11/18 23:39 更新
あなた目線
あなた
…ん、、。
ふと目が覚めると、そこは柔らかいソファの上だった。
私…野生のメガシンカポケモンに攻撃されて、、
あなた
(…嗚呼、夢…か)
だって、ベットどころか、、ソファに寝かせてもらうことだってありゃしなかったもん…
ああ…寝心地良いなぁ、
そう天井を見つめていると、視界に誰かの顔が入る。
カラスバ
…なんや、起きとるやん
あなた
…え、
カラスバ
身体、何とも無いか?
あなた
カラスバさん、、?…おかしいなぁ、夢にまで出てくるなんて、笑
そうあなたが呟くと、カラスバは怪訝そうな顔をする。
カラスバ
何言っとるん
カラスバがあなたをソファから起こす。
カラスバ
夢、、じゃないで
あなた
……あぁ、、そっか、私カラスバさんに助けられて…
カラスバ
オレが最初ポケセンに連れてこうとしたら、アンタは「大丈夫」て言いはって断ったやんか
あなた
そういえば…そうですね、笑…ごめんなさい、迷惑かけて
カラスバはハァ、とため息をつく。
カラスバ
迷惑だったんはアンタのポケモンの方とちゃう?
カラスバ
ず〜っと、心配してたんやで
カラスバさんがそう言って、ソファの隣をみる。
そこには、私のポケモン達が心配した顔でこちらをみていた。
ハッサム
はっさむ…!
ドラミドロ
どらぁ、!!
あなた
…ハッサム、、ドラミドロ…
私…ポケモン達にも心配かけてたのか、、
あなた
ポケモントレーナー…失格ですね
カラスバ
ハァ…アンタ、本当に解ってないんやな
そうカラスバさんは呟くと、私の方を真っ直ぐに見た。
カラスバ
アンタに必要なんは、他人に心配かけんように振る舞うことやないで
カラスバ
…自分のことを、もっと大切にしいや
あなた
…だって、
あなた
私…なんて、、
私に…自分のことを大切にする権利なんて。
カラスバ
…まあいい
カラスバ
お腹空いとるんとちゃう?
あなた
…え?
カラスバさんはふっと笑って、言った。
カラスバ
ヌーヴォカフェにでも、行くか
グリーズ
いらっしゃい!…その子は?
カラスバ
あぁ、オレが拾った子や
拾った子…か。、、そうだよね、本当はただの他人だったはずなのに。
グリーズ
ふーん、そうなんだね…で、カラスバさんはいつものだろ?その子ーー…えっと、
あなた
あ、、あなた、です
グリーズ
あなた、な。あなたは何にする?
あなた
え、えーっと、、
手元に置いてあったメニューを眺める。
どれもよく分からないものだったが、とりあえず目についたものを選んだ。
あなた
じゃあ、、あなたの好きなヌーヴォカフェのメニューで…?
グリーズ
わかった、もえつきローストと、、あなたの好きなヌーヴォカフェのメニューな
グリーズ
ちょっと待ってな!
店員さんがテーブルから離れると、カラスバさんは話し出した。
カラスバ
ここのヤツ、全部美味しいんやで…
カラスバ
あなたの好きなヌーヴォカフェのメニューも、きっと気に入ると思うで
あなた
…そうですか、
肌寒いミアレだったが、あなたにとっては少し、暖かくなっていた。

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