第7話

5話【共闘】
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2025/11/29 10:45 更新
カラスバさんと話をしているうちに、コーヒーが運ばれてきた。
グリーズ
ほら!早く飲んでおかわりしろよ!!
カラスバ
ありがとさん
カラスバさんがお礼を言ったので慌てて自分も礼を言う。
あなた
あ…ありがとうございます
グリーズ
あはは、いーんだよ!楽にしてな!
あなた
あ、、
優しい…んだな
自分が思っていたよりもミアレには優しい人が居るのかもしれない、とあなたは思う。
カラスバさんだって、、助けてくれたし
カラスバ
なんや、ミアレのこと、ちょっと好きになってきたんか
あなた
え、
心を読まれたようで、少し動揺する。
カラスバ
オレだって孤児だった頃は…嫌いやったけどな
カラスバ
良いんやで、好きになって。
あなた
…カラスバさんも、そうだったんですか
知らなかった…と、あなたは心の中で驚く。
カラスバ
ああ。
カラスバ
オレが身寄りのないガキやった頃、、フラダリさんってお方が、助けてくれたんや
あなた
…フラダリ、さん
フラダリ。耳にしたことがある名前だった。
確か5年前に…最終兵器を稼働させて、、
…その人が、子どものカラスバさんを助けてたんだ。
カラスバ
…さて、冷めてまうから頂こうや
あなた
あ、そうですね…
あなた
…じゃあ、いただきます
湯気を立てているあなたの好きなヌーヴォカフェのメニューをそっと啜る。
ズズズ…ッ
あなた
!!…美味しい、!!!
カラスバ
やろ?
カラスバさんは喜んでいる私を見てフッ、と微笑んでいた。
あなた
(…今まで私が見ていた世界よりも、、本当はもっと温かいのかもしれない、此処ミアレは)
そう、私は心の中で思ったのだった。
あなた
美味しかったです。ありがとうございました
カラスバ
ええんや。…そもそもオレが拾ったし
あなた
…なんか流れで私サビ組に引き取られた事になってません?
あなた
私、まだ貴方に負けてないんですけどー
ぶすくれて私がそういうと、カラスバは眉に皺を寄せた。
カラスバ
なんや、アンタが死にかけの時に助けてやったやん
カラスバ
フェアやろーが
あなた
むぅ…
引き取られたのはまだ…この人は信用できるかもしれないから良いけど。
自分が負けてないのに引き取られたっていう事実には納得がいかないあなたであった。
カラスバ
せや、あなた。アンタが襲われた野生のメガシンカポケモンの話やがーー、
そうカラスバが切り出した時、私達の目の前に1匹のアブソルが現れた。
アブソル
フォウ…ッ
あなた
っ!このオーラ…私が見た時と同じです!!
カラスバ
ッ、このアブソルも暴走メガシンカするんか、!
カラスバ
ここは逃げる訳にはいかん!あなた、やるで!!
そう私に言うカラスバさんに私は全力で応える。
あなた
分かってますッ!行くよ、ドラミドロ!!
そう叫んでポケットからボールを取り出す。
ドラミドロは勢いよくボールから出てくると思いっきり鳴いた。
ドラミドロ
どらぁぁ!!!
カラスバ
ペンドラー!やるでッ!
ペンドラー
ズドォォォォンッッ!!!!!
アブソル
フォウワッッ…!!
目の前のアブソルは赤紫色のオーラを纏いながら、苦しそうに私達に立ちはだかった。

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