時は唐突だった
残酷な事実は前触れもなく現れてみんなを傷つける
俺たちだけじゃない、あなたの下の名前も
俺が行くしかない
長男として、辛いことは率先して引き受けないと
急に始まった警察の話
それは、俺たちの心を大きく揺さぶった
母さんはその言葉を待ち望んでいた
でも現実は違ったんだ
その場面を俺たちは見ていなかった
わずか3分の命だった
そこで母さんは決断したらしい
それがどういう気持ちで言ったかはわからない
父さんに怒られるから?
ラウールを悲しませたくないから?
自分のせいだと思いたくなかったから?
それとも…
俺たちを悲しませたくなかったから?










編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。