第122話

#122
187
2023/01/16 12:18 更新
【あなたの下の名前said】
モデルの仕事の日

今日もカワイイ系の撮影


自分でコーデしたカワイイ系の服を持って現場に向かう



スタッフさんたちと合流して一緒に撮影場所に行くらしい

スタッフさんが私を見るなり

スタッフ
珍しいね、カワイイ系の撮影の時にストリート系の私服着てくるなんて。
って言ってきた



慶さんに言われて自分を取り戻そうと

プライベートでは自分の好きな服を着ることにしてみた





ダメだったかな、とかちょっぴり不安になった瞬間


スタッフ
その組み合わせ、すごく斬新でかっこいいじゃない!
あなた
え…。

スタッフ
すごく似合ってるし、オシャレ!
自分の好きなものを認めてもらえる嬉しさで涙が出そうになるのを堪える




慶さんが言ってたことは間違ってなかったんだ


自分を取り戻せて良かったって心から思った














無事撮影を終えた



帰ろうとしているスタッフさんに

あなた
あの!
そう声をかけた
スタッフ
ん?
あなた
あの…少しでもいいんです…。
あなた
少しでもいいから…モデルとして自分の好きなファッションをしたいんです!
あなた
伸びないかもしれないし、Fischer'sの宣伝にもならないかもしれない…。
あなた
それでもずっと憧れだったモデルになれたから!
あなた
自分の好きな服を着たいんです…!
必死にお願いして頭を下げた




やっぱり私は


好きなことをしたい










返答を待つ









スタッフの1人が


「俺は賛成。」



って言った






次々と



「俺も」



「私も」


「いいと思う」




と声が続く








カメラマンさんが



スタッフ
いくつかコーデを作って見せて。その出来栄えしだいで…
スタッフ
企業さんと相談して今後のこと決めようか。
優しく微笑んでくれた
あなた
はいっ!!



その日はあまりにテンションアゲアゲで家に帰ったせいで慶さんに笑われた

プリ小説オーディオドラマ