そして今
今いる学校は二ヶ月経とうとしている
あの日から友達を作ることを諦めた私は、
無愛想な感情のないキャラを演じている
演じてる……?
演じてると言っていいのだろうか
そして今日も今までと変わらないつまらない1日を過ごす
はずだった……
夜、外食をするため家族4人で車に乗った
外は大雨だった
私があの店がいいって言ったから
あんな事が起きたんだ
私達が車に乗り、数分後のこと
外の天気が悪化していた
嵐と言ってもいいんじゃないと言うレベルで、風と雨が強かった、霧に視界を阻まれて、逸するらと見える左右に生えている木が折れるんじゃないってくらい傾いていた
ジョンヨンオンニは私の手を握ってくれて、優しく微笑みながら大丈夫だっよって何回も言ってくれた
なんか、胸騒ぎが………。
歌い終わると、さすが私達👏歌手になれるんじゃない?なんて笑いながらいってる
オンニと歌うとすごく気持ちが楽になった、オンニは私のことをよく分かってる、世界一のオンニだと思う、ほんとに大好き、どんなときも絶対味方でいてくれて、話を聞いてくれる、私の憧れの存在
久しぶりにたくさん笑った気がする
やっぱりみんなとこれからも笑っていたいと思った
アッパは一瞬こっちに振り向き凄い笑顔で話しかけて来た
そこからは一瞬の出来事だった
ブーーーーーーーーーーーー
耳を塞ぐほどの大きなクラクションが鳴り響き
視界は光に包まれた
キーーーーーーーーーーーッッドン‼︎!!!!!
意識が朦朧とする中
力を振り絞ってオンニに手を伸ばした……
ちゃんと私の手が届いたのかはわからない…
確かめる前に完全に意識を無くしてしまった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!