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第42話

真夜中の訪問者 あしなが屋敷の謎
19
2026/07/12 05:00 更新
歩二魁斗
ルカ!おい、ルカってば!
あなた
ルカさん、どうされましたか?
ルーカス・エラント
あぁ、すまない……まだ時間があるなら、今夜のうちに見つけたいんだ
歩二魁斗
見つけたいって……お前、まさか
あなた
えぇ、そのまさかだと
ルーカス・エラント
夜のみ現れる、『顔のない男』……
ルーカス・エラント
再び館に現れたら、子供たちが危険だ
歩二魁斗
エェェエエ!?勘弁してよォ!!
歩二魁斗
おれ制服ずっとベタベタなんですけど!?
ルーカス・エラント
君たちは先に帰っても構わないよ
歩二魁斗
あ、そう。じゃあ俺はここで……
特待生
……
特待生
……私は同行します!
あなた
あなたの特待生の名前さんがそういうなら私も
歩二魁斗
ぇ、まじ!?あなたの下の名前ちゃんもあなたの特待生の名前ちゃんまで!?
あなた
魁斗さんは?
歩二魁斗
……~~~ァアア、もう!!
あと1回だけだかんな!?
あなた
ふふっ、じゃあ行きましょうか
再びあしながさんの屋敷に到着すると、先程までの
賑やかな雰囲気から一変、辺りはすっかり静まりかえっていた
歩二魁斗
おい、もうパーティ終わってんじゃん。
どうやって調査するつもりよ
あなた
そうですね
あなた
(侵入できるところは……あそこね)
ルーカス・エラント
「怪異」の調査を見られる訳にも行かない。潜入しよう
特待生
潜入って……こっそり入るんですか?
ルーカス・エラント
それが最優策だろうね
歩二魁斗
お、おれはいかねぇぞ!?ここで待ってるからな
ルーカス・エラント
うん!行ってくるよ
あなた
ルカさん待ってください
こんなことを思うのは最低だけど私にとったら皆足手
まといなんだよね。後、私の攻撃危険だから下手すると全員怪我させてしまうから……
あなた
私、一人て行ってくる
あなた
ルカさんも魁斗さんとあなたの下の名前さんとここにいてください
歩二魁斗
えぇ!?
ルーカス・エラント
そんな……俺から言ったものだから僕が行くよ
あなた
っ、わかりました。一緒に行きましょう。怪我させたらすみません
特待生
えっ、でも──
あなた
あなたの特待生の名前さん、手が震えていますよ
特待生
っ……
あなた
初めての任務で貴方に怪我をして欲しくない
あなた
……魁斗さん、行く来なさそうだから隣にいてあげて
あなた
でも、魁斗さんはあなたの特待生の名前さんのこと絶対守ってください
特待生
………
ルーカス・エラント
そっくりそのまま返すよ。君も危ないからここに居てて
あなた
………待ってるのは、もう、散々です
ルーカス・エラント
……わかった。傍から離れないようにね
あなた
ルカさんも
あなた
では、行きましょう
二人で館に入った
二人で足音と気配を殺して屋敷の中を歩いた
階段、玄関、礼拝堂の順に歩き一階に向かった
あなた
………(集中+真剣
ルーカス・エラント
何かわかるか?
あなた
階段の方から人の気配・足音が。
寝室ですから近寄るのは危険な気がします
ルーカス・エラント
あしながさんがいるかもしれない
あなた
そうですね
あなた
魁斗さんが言っていたのっぺらぼうという可能性も
ルーカス・エラント
見ることは信じることだ、行ってみよう
あなた
えぇ
引き続き足音と気配を殺し、ゆっくり階段を上がると
薄暗い廊下にたどり着いた
ルーカス・エラント
…あっちは部屋から明かりが漏れている
人がいるかもしれないな、反対から行こう
あなた
誰がこちらに──
ルーカス・エラント
……しぃ。誰か来る、少し離れて
ルカさん越しに長い影が見える
あなた
(まさか……確信はまだない)
あなた
(陸君はこの影が怖かった?あの光は月明かりだと思うけれど)
あなた
(月の明かりは日の出や日没のように傾斜
角度が低いわけじゃない)
ブブンッ

スマホに着信音が響き、この状況で電話をかけてくる
なんて楓さんしか魁斗さんしかあり得ない
あなた
ルカさん、魁斗さんから着信が──
あなた
っ、影なくなりましたね
ルーカス・エラント
居ない…どこに消えた!!
ルーカス・エラント
っ!!あなた危ない!
あなた
【モルフェウス】
キーーーーーーーン
あなた
っは……
あなた
(”キーン”と響く……どうしてスティグマが効かない?)
ルーカス・エラント
あなたの下の名前…!!
歩二魁斗
ってどういう状況ォォォ!?
特待生
二人とも!?
怪異が首をぐるんと回して魁斗さん達の方へ 
言ってしまった
あなた
しまった……魁斗さん逃げて
歩二魁斗
ギャッ!?
特待生
魁斗さん!!
ルーカス・エラント
何があったんだ!?
あなた
魁斗さん階段から落ちました
あなた
っ……カヒュッ、カヒュッ
ルーカス・エラント
……!
あなた
ルカさんは魁斗さんの方行ってください
ルーカス・エラント
でも……君が………
あなた
私は、いいから早く……
ルーカス・エラント
…わかった。気をつけるんだ
チリンッ(武器を取り出す
あなた
こんな状態でも逃げられる前に殺る
あなた
(八雲流討伐型 1式 迅鎌)
ズバンッッ!!シュパパパンッ
あなた
チッ、窓の外に
窓から飛び降り、怪異を追った
歩二魁斗
嘘でしょ!?あなたの下の名前ちゃん飛び降りちゃったよ!?
歩二魁斗
ていうか今の音で屋敷の人たちみんな起きちまったぞ!
歩二魁斗
急展開すぎるし早く撤収しよ!?な!?
ルーカス・エラント
駄目だ、まだ討伐が完了していない
「怪異」はここに落ちたはずだ!!
あなた
(4式 薄雲)
あなた
はぁ……カヒュッ、カヒュッ、ゲホッ
薄雲で怪異は、かなり無惨なことになっていた
ルーカス・エラント
あなたの下の名前!!
特待生
夜半ちゃん、怪我は!?
あなた
怪異が…クッション代わりになったので、大丈夫です
あなた
あなたの特待生の名前さん死体見たらダメ…ですよ
ルーカス・エラント
とりあえず、早くここを離れて体勢を立て直そう
ルーカス・エラント
立てるか?
あなた
ゲホッ、えぇ行きましょうか
私達は慌ててその場から走り出した
あなた
(あそこに誰かがいる)
特待生
あなたの特待生の名前ちゃん行くよっ
あなた
……はい
視線を感じたが、気にしている暇がなく
あなたの特待生の名前ちゃんの肩を借りて走った
noside
磴塔真
……
半殺しにした怪異だったものを抱えた磴は既に
屋敷の人間にも見つからない影に移動していた
磴塔真
大太刀で怪異がここまでになるとは…
磴塔真
しかも1年生で……気になりますね
磴塔真
はあ...流石に最近は疲労困憊です
磴は懐から錠剤を何個か取り出してそれを口に
流し込んだ
磴塔真
……さて、私も戻りましょうか

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