大広間からみんなが自室に戻りはじめる
明日、また誰かが死んでいるかもしれない
また、誰かを追放しないといけない
そんな現実から目を背けるように
僕も、戻らないと。
夜にまた話し合いがあるんだ
あの人は今日も襲撃先を教えないつもりなのかな
また、僕が見つけないといけないのかな。、
あんな惨劇をもう一回...
考えるだけで体が震える
もしかして、味方だと思われてない?
使えないものだと思われてる?
僕は、ただ足を引っ張ってるだけ...ッ
僕もそのうち、捨てられるのかな...
イヤだ...ッ
僕も役に立たないと...
今日の議論何一つ役に立てなかった
もう一人の相方のほうが動けてた
僕だけが役立たずなんだ
このままだと僕も殺される。
今日の話し合いで役に立つって証明するんだ
『ねぇ』
いつの間に後ろにいた!?
『これから、もう夜に話し合うことないから』
あの人は、それだけを伝え部屋に戻った
動かなきゃ...ッ
使い物になるって証明しないと...ッ