第77話

初めての危機
17,443
2019/09/15 06:09


佐久間side










どーも!!佐久間大介でっす☆(キラッ


今ね〜少年たちの公演の間で


みんなでパックしてるのー(嘘


どこにもあなたがいないんだけど


みんな知ってる?















ドンガラガッシャンドーン






深澤「なに今の音」


宮舘「どこからした?」


ラウール「え、怖い怖い」


向井「あなたちゃんは?」


目黒「リハ室?」


岩本「SixTONESは?」


渡辺「嫌な予感する」


『まさかっ、、!!』


阿部「佐久間待って!!」














最近いつもより元気ないから


大丈夫かなって思ってたけど


行くとしたらリハ室!


でもそこであんな音する?









『あなた?!?!』


雪風「………」


『ハンガーラックにぶつかった?』


阿部「あなた!とりあえず救護室行こう」


『うん』











多分あなたは寝てるだけ


忙しくて寝不足なだけ


そうであってほしい




これからもドラマとか映画の撮影があるから


その台本読んでたんだろうな


鏡の前に水筒があるから


多分ダンスの練習もしてたはず


なんでもいいから起きて!











『あなた?』


雪風「………」


阿部「佐久間、そっとしといてあげて」


『でも!今までなかったから!
ついていてあげなきゃ!』


阿部「もう次の公演どうするか決めないと」


『休演になんて出来ないけど』


阿部「あなたがいない少年たちは全く違う」


『俺どうすればいい?』


阿部「大丈夫だから、一回みんなのところ行こ?」


『うん、』










あなたなしでの少年たちは全然違うし


休演にしたら楽しみにしてくれてる方に申し訳ない


それに開場まで時間が少ない


そっとあなたの頭を撫でて出てきた











ラウール「大丈夫でした?」


岩本「どうする」


京本「もう開場まで時間ないよね」


深澤「うん」


田中「あなたが起きるまで開演を遅らせる?」


宮舘「いつ起きるかわからないよ」


松村「でもあなたいなかったら」


森本「問題はそこだよね」


『俺やっぱあなたのそばにいる』


『で、起こしてくる』


渡辺「その方がいい」


『うん』










気がつけば廊下を走ってて


あなたのいる救護室に向かってた


救護室には苦しそうなあなたと


懸命になだめてる琴乃ちゃん


ねぇ、あなた、どうしたの?


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