通学中、ふと空を見上げてみる。
雲一つない青空が頭の上に広がっていた。
なんとなく上を向いて歩こうを歌う。
端から見たらただの変な奴だろう。
それでも、謳っていたい。
全部、忘れる為に。
自傷もODも単なる闇アピじゃしない。
痛いし、身体にも害が出る。
ただ、自分が苦しいのが可視化したり、痛いと生きてる事が分かるから。
可哀想だとか、頑張れよ、だとか…きっと悪意はないんだろうけど、
全部私にとって悪口に聞こえてくる。
かわいそうって思い、自分と比べる位、貴方は幸せなんだろう。とか、
頑張ってるのに、これ以上の事をしろ、って言われてるみたい。
苦しい、哀しい、淋しい…言葉って、なんて重いんだろう。
価値観なんて、みんな違うんだから分かり合うことなんてできないじゃん。
それなのに、簡単に呟いて傷つけてさぁ、
本当に訳が解らない。
幸せが雲に上にあったら、地面からは見えないじゃないか。
それだけ幸せは掴みづらいのだろう。
みんな、幸せには成れないのだろう。
勝手に涙が出る。
思い出す、夏の日。
私の人生で最も過酷だった、あの小2の時のことを思い出した。
すると、なんだか涙が出てきて気持ち悪かった。
過去は変えられないのに。
泣いても誰も気にかけてはくれないのに。
それでも
この一瞬だけでもいい
だから
私のことを
解って欲しい。













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!