ODしています。
苦手な方は飛ばしてね~
土曜日の午前中。
…中間テストの順位が出た。
11位。お父さんは確実に怒っている。
部屋
たまたま合った薬の瓶に手が伸びる。
苦しい。
おくすりのんで楽になろう
たまたま部屋に合った水の入ったペットボトルに手を伸ばす。
薬を15錠出した。
一粒ずつ、口の中に入れて飲み込んでいく。
…きっとこれで楽になれる。
…一時間後…
え、なにこれ。前がチカチカする。
嫌だ。なんか、怖いよ。どうしよう。
あー、消えたい。もう無理。
なんか、気持ち悪い。
え、どうしよう。
胃液が喉のすぐそばまで来ているのが分かる。
勝手に息が上がる。
…どうしようも無くなり、とりあえずベッドに潜り込んだ。
少しだけ、目を瞑ってみる。
あ、留里だ。
留里は私の理想像。
苦しくなると夢に出てくる。
留里はいつもこういう。
こう言ってくれた次の日はどうしようもない苦しさに襲われる。
どうしようもないくらい、目の前がクラクラする。
あ、理科のプリズムってこんな感じだったかも。
なんか、これ面白いww
…あ、ピアノ上手く弾けない…
なんか、面白い
空浮いてるみたい。
斜め45度上から自分を見てるみたい。
楽しいなぁ〜
今ならなんでも出来る気がしちゃうなぁー
そんなに現実、上手くいかないけど。














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。