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第1話

再開
460
2021/08/13 23:37
太陽が眩しいくらいに照り、汗が流れ出るような暑さの今日、烏野高校1年である影山飛雄はいつも通り部活に来ていた。
影山
影山
…  (    あちぃな  。  )
影山は、流れ出る汗を袖で拭い、再びボールを投げ出した。
影山
影山
おい!!日向ぼげッ!
ちゃんと前見てボール受けろ!!
日向
日向
うっせーな!!
分かってっし!!!( べーー )
こんな他愛もない会話をしながらしばらく練習を続け、帰宅時間も過ぎ自主練を終えて校門を出る。
するとそこには、影山のライバルである及川の姿が。
及川
及川
…飛雄。久しぶり。
影山
影山
お、及川さん…?
どうしたんですか。
及川
及川
…飛雄。
影山
影山
…?なんすか。
及川
及川
お前、やばいよ。
影山
影山
何がですか?
及川
及川
影山
影山
何かあるなら言ってくださいよ。
及川
及川
いい?飛雄。
今から俺が言うこと守って。
影山
影山
…は、?
なんすか急に。
及川
及川
いいから聞け。
影山
影山
…はぁ、なんすか。
及川
及川
絶対知らない人について行くなよ。
影山
影山
は?
そんなの分かってます。
及川
及川
そんなの知ってるよ。
念の為の確認。
影山
影山
そんなの必要ないです。
俺もう高校生ですし。
及川
及川
… いいから最後まで聞いてよ。
影山
影山
… わかりました。
及川
及川
怪しいと思う誘いには乗るなよ。
影山
影山
… はぁ。
わかりました。
及川
及川
ほんとに分かった?
約束だからね。
影山
影山
分かりましたよ。
… なんなんすか。恋人でもなんでもないくせにそんなこと言ってきて。
及川
及川
………うるさいな。
別にいいでしょ。
影山
影山
… 別にいいですけど。
及川
及川
ん、じゃあ用はそれだけ。
じゃあね。
影山
影山
… はい。
また。
2人は同時に背を向け、それぞれの家の方向へ歩き出す。
久しぶりに再開した及川から忠告された影山。
一体影山の身に何が起こるのか…………。
つきほたる。
つきほたる。
初めまして、つきほたると申します。
つきほたる。
つきほたる。
この度は小説を読んでいただいて誠にありがとうございます。
つきほたる。
つきほたる。
初めて書く小説なので自信は全くないですが、是非楽しんでいただけると幸いです。
つきほたる。
つきほたる。
続きもなるべく早く投稿しようと思います。
つきほたる。
つきほたる。
今はこんな堅苦しくしている私ですが、普段はとてもテンション高いです。
時々背後も出そうと思うので、よろしくお願いします。

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