第8話

第6羽
466
2022/06/18 14:29 更新
〜あなたside〜




田中さんのおかげで





無事に体育館に入ることができ





練習を始めたけど……………








日向が
 








想像以上に











下手!!!!







影山「オイ!足止まってんぞ!!」




影山「昨日のサーブレシーブの反応どこに行った?!」





影山「もっと集中しろ!!!」




日向「うぅ…ずっとパスだけ…」





まぁ、影山の言いたいことすごく分かる。





でも、日向の言い分もわかる。





さっきからレシーブしかしてないもん。





スパイカーにとって1番楽しい瞬間は





スパイクを打つことだけだから。






田中「オイ、お前ら!!」





田中「………1つ言っておく」





3人「???」





田中「大地さんは普段優しいけど
怒ると凄く恐い。すごくだ。」




変人コンビ「?、知ってます。」





それは、もちろん私も存じております…()←





田中「この早朝練がバレたらやばい。
おれがやばい。…別にビビってるとかじゃない。」





あ、ビビってるんですね←





田中「とにかく、この早朝練を知っているのは
俺たち4人だけだからくれぐれも…………」






ガララッ






「おー!やっぱり早朝練かぁ」







えっ?!?!






菅原「オース!」





田中「スガさん?!なんでッッ!!」




菅原「だってお前、昨日明らかに変だったじゃん」
 




菅原「いつも遅刻ギリギリのくせに
鍵の管理申し出ちゃっりしてさ」





田中「え、あ、くっ……!」←






田中さん…………、







いつも遅刻ギリギリなんだ………





菅原「大丈夫大丈夫
大地には言わない!」





菅原「なーんか秘密特訓みたいでワクワクすんねー」






スガさん………やっぱり心広いなぁ






そうして、私たちは







限られた時間の中で練習を再開した。







田中「ラッシャァァァァァァイ!!!」





田中「おーし、絶好調っ〜!」





おぉ!さすが、先輩と言うだけのことはある。






それに、、






やっぱり影山はすごい。





初めて影山のトスを見たけど





天才って呼ばれることはある。






日向「俺もスパイク打ちたい!
俺にもトス上げてくれよ!!」





まぁ、さっきから日向はレシーブばっかりだもんね。
 




日向「お前、トス大好きなんだろ?!
じゃあ、俺にも上げてくれよ!!」





日向「1本だけ!試しに1本だけ!なっ?」
 





影山「…………………嫌だ。」



3人「?!」



あなた「……!」






日向「なんだよ、ケチか!!」



田中「そーだそーだ(棒)」←




影山「レシーブあってのトスと攻撃だ。
レシーブがグズグズのくせに偉そうに言うな。」



あなた「……………」





影山「土曜の3対3でもトスは極力田中さんに集める。」




日向「!」



影山「攻撃は田中さんに任せて
お前は足を引っぱらない努力をしろよ。」




日向「…………お、俺が満足に
レシーブできるようになったら」





日向「お前は俺にもトスを上げんのか」





影山「……”勝ち”に必要な奴になら
誰にだってトスは上げる。」




影山「試合中止むを得ず
お前に上げることもあるかもな。」





影山「でも、今のお前が」







影山「”勝ち”に必要だと思わない。」






日向「___!!」





あなた「…………」






影山「………それにレシーブは
そんな簡単に上達するモンじゃねーよ」





田中「感じ悪ッッッ!」




菅原「チョイチョイっと
上げてやりゃあいいのに」





影山「………そろそろ時間だ。片付けるぞ」






……………。








影山の言うことはわかる。







『勝つために役に立たない人に
トスを上げる必要なんてない。』







……影山と似た人と沢山ぶつかってきたから。







だからこそ、わかる。







でも、同じスパイカーとして………




いや、元スパイカーとして日向の言うこともわかる。






日向は今”勝ち”にこだわってるわけじゃない。






”スパイク”をするということにこだわってる。
 





………私にはどうにもできないか………






考えたってしょうがない。






だって、もう日向のように






”飛べない”私には






とやかく言う資格はないから________。





〜to be continuedー

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