本当にずっと車から降りることなくドライブを続ける3人。
話題は誰が本命の彼氏かという話に。
克幸「そりゃ本命は僕だよね!?」
奏「そうですね。」
安元「即答かよ!」
奏「しっかり恋に落ちてお付き合いしたのは克幸さんですから。」
克幸「いいこと言うじゃ~ん。」
安元「なんだよ、俺は情けで付き合ったみたいじゃねぇか。」
奏「そうですね…。でも、克幸さんに負けないくらい大切にしてくれてるからですよ。それは本当です。」
安元「それは、好きってことでいいんだよな?」
奏「好きですよ~。でも安元さんって、全力で愛をぶつけていい人じゃないじゃないですか。克幸さんはどんなに重い愛をぶつけても全部受け止めてくれるけど、安元さんは一歩距離がある。だから、安元さんから来てくれた方が楽なんです。」
その言葉に安元は黙り込む。図星のようだ。
克幸「安元くんは男の中の男じゃん?愛する人には全力なくせに、迫られると弱くて逃げちゃうでしょ?奏は賢い子だから、ちゃんとわかってんの。奏のこと信用してあげてよ。」
安元は恥ずかしそうに視線を逸らした。
その間も奏は固定カメラにうさぎのぬいぐるみでファンサービス。というより、ぬいぐるみで遊ぶのに夢中になっている感じだった。
一行はコンビニに立ち寄り、克幸と奏は車から降りて買い物に。
安元は車の中に残った。
安元「はぁ…。全部見透かされてたとはな。」












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。