第28話

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2025/01/24 18:50 更新















 ー 研磨 side ー

















〖 ドンッ 〗
. 孤爪 研磨
 あなた ... ッ ! ! 

突然 過呼吸になって でかい音を立て倒れたあなたの体を揺する



何度も名前を呼ぶけど反応はなくて 、それが怖くて怖くてたまらなかった
赤葦 京治
 孤爪どうしたの ? 凄い音したけど ... 
赤葦 京治
 ッ ! ! 兄さん ッ ? ! 
木兎 光太郎
 ! 赤葦 どうしたの ? ! 

俺の声で寄ってきた赤葦は柄にもなく焦っていて



その赤葦に気づいた木兎さんもこっちに駆け寄ってきた
赤葦 京治
 おきて ッ 兄さん ッ ! 
赤葦 京治
 兄さん ッ 兄さ ッ ッ ヒュッ 
. 孤爪 研磨
( やばい ッ このままじゃ赤葦まで過呼吸に ッ )

クロは今リエ ー フのとこだし 、やっくん達も休憩で別の体育館行ってるし



冷静に対処してくれる人が ... ッ










































木兎 光太郎
 赤葦 落ち着いて 
. 孤爪 研磨
 ! 
赤葦 京治
 木兎 ... さん ッ ? ハァッ ヒュッ 
木兎 光太郎
 呼吸乱れてる ちゃんと息しよ ? 
木兎 光太郎
 孤爪も あんまし体揺すっちゃだめだよ 
木兎 光太郎
 すごい音してたし 、脳震盪起こしてるかも 

目の前で赤葦の背中を撫でながら俺と赤葦を宥める木兎さん



失礼だけど 、今までの木兎さんとは別人に見えるぐらい冷静で 正確に対処していた
木兎 光太郎
 あと孤爪 先生と木葉呼んできて 
もらってもいい ?
. 孤爪 研磨
 え 、あ ... はい 

呆気にとられてると 、俺にも指示をしてくれて 俺は頼まれたことをしに別の体育館へと急いだ











ー 研磨 side 終 ー





























ー 木葉 side ー










. 木葉 秋紀
 木兎 ! 

孤爪から事情を聞いて元いた体育館に入ると 、横たわってる白崎と俯いた赤葦 そしてそのそばに居る木兎が目に入った
木兎 光太郎
 ごめんな 休憩中に 
木兎 光太郎
 赤葦のことお願いしてもいい ? 
赤葦 京治
 は ッ はぁ ッ  
. 木葉 秋紀
 ! ... おう 

普段テンションが高く豪快な木兎の時々見せる冷静さに



" 任せられる " と試合さながらに思う
. 木葉 秋紀
( 珍しいな ... 赤葦がこんなに 
取り乱すなんて )

俺は赤葦の傍に白崎が見えないようにしゃがんだ
. 木葉 秋紀
 赤葦 ー ゆっくり息しろよ ほら 俺に合わせて 
. 木葉 秋紀
 ふぅ ー ふぅ ー 
赤葦 京治
 は ッ ヒュッ ふ 、ふぅ ッ カヒュッ 
. 木葉 秋紀
( やばいな ... )

多分 、赤葦は焦りと不安で無理やり過呼吸を抑えようとしてる



だから落ち着こうにも落ち着かないんだ
. 木葉 秋紀
 赤葦 少し苦しくなるぞ 

そう言ってから 最後の手段として 赤葦の口にタオルを当てた
赤葦 京治
 ... ッ ッ ? ! 
赤葦 京治
 は ッ ふ 、ヒュッ ふぅ ッ ふぅ 
赤葦 京治
 ふぅ ッ ヒュッ ふぅ ... 
. 木葉 秋紀
( よし 落ち着いてきたな ... )
. 木葉 秋紀
 タオル取るぞ ? 
赤葦 京治
 ... コクッ 

赤葦の様子を伺いながらタオルを取ると 、泣きそうな顔でゆっくり俺の方を向いた
赤葦 京治
 す 、すみませ ッ 
. 木葉 秋紀
 大丈夫 
. 木葉 秋紀
 ほら また呼吸乱れちゃうだろ ? 
赤葦 京治
 は 、い ... コクッ コクッ 
. 木葉 秋紀
( 眠そうだな ... )

あれだけ体力使ったんだ 今はゆっくり休ませるのが得策だな ...
. 木葉 秋紀
 赤葦 寝ていいから 
赤葦 京治
 で 、でも 兄さ ッ 
. 木葉 秋紀
 白崎のことは俺らに任せろ 
. 木葉 秋紀
 木兎もついてるから 
赤葦 京治
 木兎 ... さ ん が 

〖 フラッ 〗
. 木葉 秋紀
 よっと 
 〖 トサッ 〗
赤葦 京治
 す ー  す ー  
. 木葉 秋紀
 ふぅ ... 

正直 木兎の練習に着いていくほどのヤツが取り乱してるのを見て



俺も内心バクバクだった



だから 本当に木兎がいてくれてよかったと思う
木兎 光太郎
 赤葦 落ち着いた ? 
. 木葉 秋紀
 おう そっちは ? 
木兎 光太郎
 気絶して呼吸は落ち着いたけど顔色 
悪いから少し怖いかも
. 木葉 秋紀
 そうか ... 

白崎の顔を覗き込むと木兎の言う通り顔色は悪く 、少し汗をかいてる感じもした



〖 ガラッ 〗
孤爪 研磨
 ッ 先生 呼んできた 
武田 一鉄
 すみません 遅くなりました ッ ! 

乱暴に扉を開ける音がして入口を見ると 、息切れしている研磨と焦った表情の烏野の先生がそこにいた



どうやら 孤爪は先生達が集まっていた校内の部屋まで走っていってくれたらしい
武田 一鉄
 どんな状態ですか ? 
木兎 光太郎
 過呼吸起こして気を失っちゃって 
武田 一鉄
 過呼吸ですか ... とりあえず保健室に運びます 
武田 一鉄
 木兎くん手伝ってもらってもいいですか ? 
木兎 光太郎
 おう ! ! 
木兎 光太郎
 木葉 赤葦は合宿部屋に連れてって 
. 木葉 秋紀
 ! ... わかった 

保健室じゃなくて合宿部屋な理由は多分 赤葦のため



目が覚めて まだ倒れたままの白崎を目にしたらどうなるか分からないからな ...



俺はバタバタと保健室に向かっていく2人を横目に



赤葦を横抱きにして部屋に向かって歩き出した














ー 木葉 side 終 ー


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