「今すぐ、あなたさんを解放してください」
「ちょ、ちょっとジェイド先輩っ。解放って、別に捕われてるわけじゃないんです」
できる限りの声の大きさでジェイド先輩を
説得しようとする。
「……先輩って」
エースが嘲るように笑う。
「やっぱ、余裕ないんスね?」
エースが首の横をトントンと指差す。
その行為が何を意味するのかわからなかった。
でも、ジェイド先輩の表情は
変わってないように見えて
眉間に濃いシワが寄っているし、殺気を感じた。
「エッ、エース。埋め合わせするから今日は……」
「そうだな、じゃっ先輩。あなた連れてっちゃっていいっすよ」
エースはニッコニコで本を返して図書室を出て行く。
「あなたさん」
そして次の問題は、目の前の状況。
明らかに怒っているジェイド先輩。
「ジェイド先輩、場所変えましょうか」
僕達も、図書室を出た。
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僕達は人気のない空き教室にやってきた。
ドゴォン!
ジェイド先輩の鉄拳は
コンクリートの壁に凹みを作った。
パラパラと拳から破片が落ちる。
殺されるかと思った。
この前の試合で、何でもいうことを聞くという
約束をした説明をしたのだが…。
ジェイド先輩は鋭い視線を僕に向け
いつもより少し低い声で言う。
「あまり、困らせないでください」
僕の頭の中はクエスチョンマークで
いっぱいになった。
なぜ先輩が困っているのかが
わからなかったからだ。
「困る、ってどういうことですか……?」
恐る恐る聞いてみるが
彼はニコニコと笑い、僕のほっぺを強くつねった。
痛みに、頬を押さえてなんとか耐えていると、
「それでは、また」
と言って、どこかへ行ってしまった。
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(主から)
皆さん明けましておめでとうございます!!((遅せぇよ
いやー、アイナナの77連ガチャやばかったな…
去年もだけどアイナナの運営さん、お正月シーズンで急に本気(?)出しますよね( ᐛ)
てか最近、ツイステでニューイヤーパックって販売してるじゃないですか
買うか迷ってるんですよね……
いいやつあれば教えてください✩
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。