私の視界が煙で包まれる
終わったか、、?逃げられた??
何となく気配が無くなった、、
とりあえずゆうじのところに、、
グサッ
何が起きた、??どうして夏油がここに……!?
霊はもう戦えない、だからといって私がここで尽きれば
私も霊も死ぬし、ゆうじやみんなだって死んでしまうかもしれない
ここで私が殺らなきゃって、分かってるのに、、、!!!
刀が更に私の腹に刺しこまれる
見た感じこいつだって無傷じゃないし
もう少し耐えればこいつだってッ!!
戦うしかないと決意したその時
この声ッ!!!!
一瞬で戦場を理解した先生は
心做しか少しだけ
かっこよく見えた
ッどうしよっこのまま逃げられるッ!!
傑がその場を去ろうとしたその時
先生が何かを言いかけた
その場で立ち尽くす先生を見ると
この場においてあいつを追いかけなきゃって思っているのは私だけだと感じた
私の口から血が出る
喉が痛い…
先生がこっちに走ってきて私を支えてくれる
そういえば、ゆうじは?みんなは?無事なのかな?
ゆうじが危険を教えてくれたと先生は話した
術式反転で私の傷がみるみる治っていく
先生が気絶している加藤を抱えて
2人で門の方へ向かった
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。