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小説
コメディ
君に皮肉で愛を。【米屋陽介】
🌸
同じクラスの、一ノ瀬あなたさん。 彼女は、はっきりいって孤高(?)な存在だ。 俺は一ノ瀬さんを好きになってしまったらしい。 一ノ瀬さんは怖く見られがちだけれども 優しい人だ。 皆が踏んでぐちゃぐちゃになった花壇を直したり みんなが見ていないところで努力をしている。
みたいな感じでさ!弾バカ!どうすればいい!?
おー、槍バカが恋ね。
弾バカこと、出水公平は俺に対して ニヤニヤしながら俺の話を聞く。
もうどうすればいいんだよ!!
おーおー、槍バカ暴れんなって。
つーかさ、一ノ瀬さんってオサノと仲良くなかった?
オサノ?そういや喋ってたような。
話してみたら?
っしゃなら、E組行ってくるわ!
そう言って、教室を飛び出す俺。 その後ろで「槍バカ、逆!」という声が聞こえ 慌てて、方向を変える。