第24話

15.みんなを苦しませる
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2023/12/12 12:00 更新



Prolog


14話





H.side




H.
ないちゃん、
きっと僕達のことを何より大事に考えてくれているのだろう


全員がないちゃんの方に視線を向ける


数分後、震えた声色が聞こえた
N.
俺は...ほとけっちを...、ッ















N.
.....殺す
H.
.....!
正直、この返事がくるとは思っていなかった


いふくんの言う通りなんだ


僕がないちゃんの立場になったら、きっとその選択をすることは出来ないから
S.
...ないちゃんッ?、冗談やろ...?
S.
その冗談...ぜんぜんおもろないで.....ッ、?
N.
.....、
ないちゃんが静かに首を振る


しょーちゃんは前が見えないんじゃないかと思うほど涙を流していた
N.
冗談なんかじゃないよッ...
I.
じゃあなんでッ
N.
ッ俺たちは!何百年も生きられない
N.
数十年先の未来でほとけは必ずまた1人になる
N.
.........俺、大切な人を失う経験は1回しかしたことない
I.
.....?
N.
それでもッ...生きたくなくなるくらいに辛かった.....
N.
.....、ほとけっちは何回も経験したことあるんでしょ...?
H.
ッ...うん
今までの友達の姿が思い浮かんだ


みんなは天国で暮らしているのだろうか


お父さんとお母さんも
H.
( 天国なんてあるかもわかんないけど )
N.
俺は...ほとけっちの願いを叶えたい、
N.
もう苦しみ続けなくていいようにしたいんだ.....ッ!
H.
ないちゃん.....
L.
わかんないよッ!
静かに俯き泣いていたりうちゃんが突然声を発した


その声は本当に苦しそうで悲しそうで


思わずこっちまで涙を流しそうになってしまうほどだった
L.
りうらはほとけっちを殺したくない...生きててほしい...ッッ
H.
...............
L.
.....でも、、ほとけっちはッ...殺して欲しいんだよね...?
L.
じゃあわかんないよ.....りうらは、ッ何にも決められない...
言い終わったりうちゃんがその場で崩れた


唐突なことだから当然かも知れない


僕は、今このまま死を願っていてもいいのだろうか


それはみんなを苦しめるだけにならないのだろうか









でも、染み付いたもの生きてたくないを拭い切ることは出来ないみたい


目の前で泣いているメンバーを見ても僕はそれを願っていた


今より未来を見て、その可能性を消したいと思ってしまっていた
H.
ッ................
N.
.............
Y.
.........俺は...ないこに賛成、
I.
アニキまでッ...嘘やろ。。
I.
でも.....ないこの言うことも、
S.
ゆうくん...?いむくんやでッ、?
S.
10年一緒に過ごしてきた.....ッ...たいせつな...
Y.
.....だからこそや.....
S.
ッッ...
I.
.........















H.
ないちゃん.....
N.
...ほとけっちを殺す
N.
ッ、みんな...それでいい.....?
Y.
...ええでッ
L.
りうらも...ッ、いいよ
L.
それでほとけっちが救われるなら.....
りうちゃん、ないちゃん、アニキがそう決断してくれた


みんなの気持ちを考えると自然と涙が頬を伝っていた
H.
いふくん、しょーちゃん...
I.
ほとけ...それでッお前は救われるんやな、?
H.
そう...だね.....
I.
.....じゃあ、賛成や
S.
ッ...いややよ、いややッいやや
S.
僕は...ぼくは.....
H.
しょーちゃん...、
H.
しょーちゃんの気持ちを優先して...?





S.
、.........いむくん...救われてな、、?
Y.
初兎、じゃあ...
S.
うんッッ...
みんな優しいから、僕の気持ちを優先して決めてくれたんだろう


きっと自分達の本心を無碍にして


特にいふくんやしょーちゃんはその考えが強かったように見えた


生きなくて良くなる安心感、みんなを苦しませてしまう悲しみで涙が絶え間なく溢れる


本当に久しぶりに死が顔を見せたんだ


天国があるとしたら親や今までの親友に会うことが出来る
H.
みんな.....ありがとう、!ニコッ
I.
はは...狡いわ
S.
ほんまな.....
S.
ッそんな顔で言われたら.........もうなんも言えへんやんかぁ.....



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