第39話

38 『二度と出れない』
264
2026/03/03 22:22 更新











クロロ
クロロ
………
















クロロ
クロロ
オレ達は盗賊










クロロ
クロロ
欲しいモノは盗むに決まっている

クロロ
クロロ
故にそのネックレスも
盗む予定でいた



クロロさんは当たり前のことを言っているかのように


顔色一つ変えずに言った。




あなた
…やっぱり




さっきも似たようなこといわれたな?









クロロ
クロロ
でも何故そんな事が言える



クロロ
クロロ
あなたの下の名前はわかっていたはずなのに











あなた
……いや…あげるかわりにお願いを
聞いてくれないかなぁ…って…



クロロ
クロロ
………


シャルナーク
シャルナーク
…………





沈黙やめて。







あなた
って…ダメですよね…



クロロ
クロロ
話してみろ





あなた
え?…




クロロ
クロロ
内容次第だ









…いいんだ……
あなた
……私、幼い頃の記憶がほぼ無くて…


あなた
だから気になっちゃうんです…





あなた
苗字は何だったのか…
昔はどんな子供だったのか…とか…






あなた
何で、両親が私を捨てたのか…
シャルナーク
シャルナーク
………!




あなた
それを、調べてくれません?
パクノダさんならできるかなぁ…って
全部気になる。




思い出したくないけど。

忘れたくない。



矛盾かもしれないけど…








クロロ
クロロ
…まて、捨てられた場所は何処だ?


あなた
……場所??




いや、気になるとこ…そこ!?









あなた
……わかんないんですけど
……たしか…


















あなた
ゴミがいっぱいあったような…







クロロ
クロロ
………






どうやら私はとんでもないことを言ってしまったらしい。














しばらく、沈黙が続いてしまった。




クロロ
クロロ
…そうだ…!(スッ



あなた
え…え?…なんすか…?


クロロさんは急に立ち上がり  


私の方へ歩いてくる。








クロロ
クロロ
悪いが、お願いを叶えることはできない



あなた
な…何で…?

















クロロ
クロロ
あなたの下の名前、お前はここに一生いてもらう









あなた
………はい?











あなた
いっ…いやですよ
私の居場所はここじゃ…







クロロ
クロロ
あなたの下の名前、大丈夫だ(ガシッ
 


クロロさんに肩を掴まれる。




痛い…力が強すぎる…















クロロ
クロロ
何もしない
あなた
………ッ…







いや、今肩掴まれて


痛みで肩が取れそうなんですけど…







あなた
意味わかんないですよ…





あなた
私の居場所は仲間のところです
意地でも帰ります









シャルナーク
シャルナーク
そのへんにしときなよ
あなたの下の名前の肩が折れるから



クロロ
クロロ
………(スッ…







クロロ
クロロ
なら意地でも連れ戻す(バタン







クロロさんは部屋を出ていってしまった。



あの人の考えていることが…

全くわからない。


一体何が目的なんだ…





部屋に残されたのは…シャルナークさんと私…





















あなた
💭ちょ…気まずい…(汗








シャルナーク
シャルナーク
すごいね君、クロロに
かなり気に入られてるよ














あなた
…嬉しくないです
 


やべ、つい本音が…











シャルナーク
シャルナーク
…団長が君のことを気に入る
理由もわかった気がする




シャルナーク
シャルナーク
君が普通じゃないからさ



ん?ディスられてはないよな?




あなた
どう見ても普通のか弱い女の子
じゃないですか







シャルナーク
シャルナーク
か弱い女の子はオレ達を見て
震えているだけだよ


シャルナーク
シャルナーク
でも、君は反論してくるからね




あなた
ウッ…だって…私にだって
意思があるんですもん…








シャルナーク
シャルナーク
ねぇ、君はオレ達を見てどう思った?





…これは

お世辞を言わないと◯ぬやつか…















あなた
チョーカッコイイナー…って…
オモイマス







うん、もちろん思ってない










シャルナーク
シャルナーク
あっはは!つくならもっとマシな嘘の
ほうがいい


あなた
嘘…じゃありません!


シャルナーク
シャルナーク
ホントかなぁ…?目が泳いでるけど?



あなた
そ…それは…その…


 




シャルナーク
シャルナーク
そういうのいいから本心で言ってよ





…やべ…本心かよ…




またお世辞だったら◯ぬかもだし…







あなた
…変な格好だなぁ…って…

シャルナーク
シャルナーク
……



あなた
💭あ、◯んだ








なんか私が変なこと



言ってるみたいじゃん!






本心だぞ!本心!

















シャルナーク
シャルナーク
うん、いいね、あなたの下の名前って



あなた
…??



シャルナーク
シャルナーク
一度殺しちゃうのが勿体ないくらい
面白いよ……




そうだった…私ネックレスの


せいで…一回◯ぬのか。




シャルナーク
シャルナーク
また様子見に来るよ

あなた
鍵閉めてもいいですか?



シャルナーク
シャルナーク
駄目だよ


 
 
あなた
…………ハイ







ああ…やってしまった…






私は今、






二度と出れない蜘蛛の巣に










ひっかかってしまったらしい。
 






プリ小説オーディオドラマ