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第2話

Prolog
24
2025/10/30 12:04 更新
Jpapa
おいみんな朗報だぞ!
放課後、ボロい部活棟の4階に、じゃぱぱの馬鹿でかい声が響き渡る。


少し間を置いて、大きな風の音と、何かがガラガラと崩れるような音。
冬の寒さを残した隙間風がひゅうと通り過ぎて、同じ階層に居る生徒達の視線までも冷やしてゆく。
生徒達の顔に浮かぶのは、驚きではなく呆れ。
こんなの日常茶飯事だ、とでも言いたげな顔が殆どだ。
またかよ、という声だって聞こえてくる。
しかしそれも一瞬のことで、生徒達はまた直ぐにそれぞれの活動に集中し始めた。


大声を出した当の本人はというと、立て付けの悪い扉を開け放ったまま、教室と廊下の境目でにこにこと笑みを浮かべている。
Dnq
もー、うるさい!
教室に入って少しのところで、どぬくが耳を押さえてじゃぱぱを非難する。
───咄嗟に押さえたのは、人間の耳の方だ。
Jpapa
ごめーんっ!
てへぺろ、という擬音が聞こえてきそうな謝り方。
じゃぱぱよりも先に部室にいた部員達はしっかりムカついたようで、それぞれ心の中で毒づいた。
なんなら、口から少し漏れ出たりもした。
Mofu
いや、ごめーんっじゃないからね?また魔法暴発したしさぁ
眼鏡を直しながらボヤいたもふの視線の先を追って本棚の後ろを覗くと、そこには散乱する本や魔法具。
Jpapa
うわひっでぇ
Tattsun
お前のせいやろ

ボコっ
Jpapa
いて
すっとぼけたじゃぱぱの後頭部をたっつんが殴る。
かなり容赦の無い殴り方に一瞬涙目になるも、立派に無視を決め込んで問いかける。
Jpapa
でも、最近あんまり誤発してなかったのに珍しいね
再度たっつんの拳が飛んできたような気がしないでもないが、もう一度無視。
床にかがみ込んで本を拾い集めている少年、ヒロを見やる。
Hiro
う…だってさ、最近進級テストでしばらく部活してなかったもん...
Yuan
まじでさぁ、みんな耐性落ちてんだから加減しろよ
本棚に本を戻したヒロの後ろから、これまた大量の本を抱えたゆあんが言う。
Uri
そうだぞ、誤発したのがヒロ君だったからまだよかったけどよ
Siva
俺とかだったら大惨事じゃ済まんからね
教室の隅に散らばった魔法具を掻き集めているうりとシヴァも口を挟む。
Eto
いやあ、あれは地獄だったね
Naokiri
プリントとか全部びしょ濡れになりましたもんねぇ
Runa
もう思い出したくもないです...
教室の奥の方で立っているのは、えと、なおきり、るな。
そう広くない教室で10人余りがしゃがみ込むにはスペースが足りないようで、片付けに参加していない三人も今回はお咎め無しのようだ。
Noa
それで、朗報って何なんですか?
集めたプリントを机の上に置いたのあが、じゃぱぱに問いかける。
Jpapa
あぁ、そうだ!





Jpapa
事件の情報、2つも見つけてきたぞ!



















all
...うおおおおおおおおお!!!!!
じょぱぱが持ってきた2つの情報が記された紙。

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「入ると出られない屋敷」の噂
75%
「赤いドレスの女」の都市伝説
25%
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2025年10月4日23時59分まで

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