玄関に向かうと二人の話し声が聞こえてきてしまった
少し早く起きただけでそんなに驚くものなの?
彼女の名前は確かユリだっけ?
しっかり覚えておこう
とりあえず、学校初日から遅刻したくないしゆっくり学校に行きたいから早く家を出よう
この人は優しそうだ
これからも仲良く出来たらいいな
家族だから当たり前なのかもしれないけど
私は少しの嬉しさを手に握りしめ家から出ていった
家を出てしばらく歩いてから隣を見ると、とても楽しそうにスキップをしているユリがいた
私はまだ、この子がどんな子なのかわからない
きっと友達だから相手がどんな子なのか知っておかなくちゃ
適当に出した話題だがやはり自分のことも気になる
この質問自分のことも知るために、しといたほうがいいだろう
そこまで覚悟して・・・(o_o)
むしろユリが学校をサボりたいのでは?と思ってしまう
い、一時間・・・
遅すぎる、
確かにその時間ならお母さんが早く起こす理由も分かる
眉を下げ困ったような顔をされた
こんな顔されたら断れないよ!!
これからも絶対、今日の時間に起きれるか分からないから曖昧な返答をしたがそれだけでも嬉しそうに笑うユリがとても可愛く見えた
そう言うと手に持っていた紙袋を私にくれた
嬉しすぎて叫びたいが流石に周りに迷惑になるので必死に堪える
私は前世もゲームが大好きで
ゲームの中でも、とくに恋愛ゲームが大好きだった
前世も、買った恋愛ゲームが楽しみだったのに
死んじゃったから出来なくなってしまった
何のゲームだろう?
中身のジャンルが気になるが、家に帰ってからの楽しみにしておこう
え、はや!もう!?
話していたらもう着いてしまったようだ
学校を見ると想像以上にデカく、これは学校なのか?と思いたくなるほど豪華だった
びっくりすぎて声に出てしまった、
でも怖いくらい豪華な外見をしている
桜井学園?聞いたことあるような、ないような?
校門を入ってさらに近くで見てみるとやっぱり見たことがあるような気がした
思い出そうとしたが、考えるのがめんどくさくて諦めた
楽しそうに笑うユリを見たらこれからの学校生活が楽しみすぎてたまらなかった















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。