第16話

2人だけの幸せ
1,142
2025/03/18 02:17 更新
あなたの下の名前side


TWICEのみんなと別れて帰り道、オンニのマンションまで歩けない距離ではないから2人で歩いて帰ることにした。



ナヨン
ナヨン
あなたの下の名前、
手を繋がれる。


もちろん可愛いだなんて思ってしまったけど、外で手を繋ぐことはお互いのために一応避けたい。
(なまえ)
あなた
オンニ、外だから...
ナヨン
ナヨン
、、うるさい、
モモの気持ち気付いてる?
なんで急にモモオンニ、?
(なまえ)
あなた
モモオンニ、?がどうしたの、?
ナヨン
ナヨン
、、、もういい、
掴まれた手をぱっと離してすたすたと歩みを進めるナヨンオンニ。


はあもう、なんなの。
そう思ったけど、放っておけないのはナヨンオンニのことが好きだから、なんだろう。
(なまえ)
あなた
オンニ、待って?
次は自分からナヨンオンニの手を取る。
ナヨン
ナヨン
、、手、繋いだらだめなんでしょ?はなして、
(なまえ)
あなた
ううん、いい。
今日くらい大丈夫だよ、人通りも少ない道だし
ナヨン
ナヨン
いい。やめとく、
ぶっきらぼうに言い放つオンニ。
(なまえ)
あなた
オンニ、ちゃんと教えて?モモオンニがどうかした?
もう一度、掴んだ手にぎゅっと力を込めてそう聞いてみる。
すると立ち止まって今にも泣き出しそうな目でわたしを見つめるナヨンオンニ。
(なまえ)
あなた
話せる?
ナヨン
ナヨン
...モモは、あなたの下の名前のことが好きなの、
(なまえ)
あなた
えっ、?
ナヨン
ナヨン
わたしと同じで、あなたの下の名前に特別な感情がある、泣
(なまえ)
あなた
、、それで?
ナヨン
ナヨン
、、っもう、!泣
(なまえ)
あなた
ナヨンオンニのことが好き。わたしの特別はナヨンオンニなんだけど、、それとモモオンニのことって、なにか関係ある?
ナヨン
ナヨン
、、ッッ泣 ぐすっ、、泣
怒ったり泣いたりほんと忙しいなこの人は。笑
(なまえ)
あなた
帰るよ、オンニ
手を引いて足早にオンニのマンションに向かう。
手を繋いでるところはまだしも、泣いているところを誰かに見られたりしたら厄介だからね。

モモオンニのことは確かに大切だけれど、今目の前にいる、可愛くて仕方のない恋人を泣き止ませることの方が、今のわたしにはずっと重要なことだった。






ナヨンside

家に着く。


涙はおさまらなかったけれど、あんなに真っ直ぐに「ナヨンオンニが好き」だと伝えてくれるなんて想定外だった。


涙の理由は安心からくるものだと、自分で分かっていたけれどもっとあなたの下の名前にかまってもらいたくてわがままになってしまいそう。
ナヨン
ナヨン
嫌なのっ、、泣 あなたの下の名前のこと好きなのはわたしだけでいいっ、、泣
不安になるっ、、泣
(なまえ)
あなた
大丈夫。どうせモモオンニにはもう会えないわけだし...
ナヨン
ナヨン
それもっ、それも嫌っ、泣
メンバーたちからあなたの下の名前を奪った泣
あんなに悲しそうなメンバーの顔初めて見た、泣
(なまえ)
あなた
ねえどっち?笑
オンニは、わたしとモモオンニに仲良くしてほしいの?それとも違うの?
ナヨン
ナヨン
してほしいけど、してほしくないのっ!泣
ばかあ、、泣泣
気持ちを言葉にすると次から次へと涙が出てきて止まらないのに、あなたの下の名前はそんなわたしをなぜが楽しそうに見ている。
ナヨン
ナヨン
メンバーたちからあなたの下の名前を奪っちゃった...泣
(なまえ)
あなた
でもそれでもわたしは、オンニに側にいてほしい。
そう決断したの。
涙でよくは見えないけど分かる。

あなたの下の名前は口数は多くはないけど、本当に大切だと思うことはこうして真っ直ぐな目で伝えてくれる。


何度でもこの真っ直ぐな目に惚れ続けるんだな、わたしは。
ナヨン
ナヨン
分かってるっ、、泣
でもわたしだけがあなたの下の名前と一緒に住んで、毎日会って、、でもメンバーとは2度と会えないなんて、それでいいの、?泣
(なまえ)
あなた
そりゃもちろんもっと仲良くなりたかった。
けど、わたしの親がそれを許さない。
わたしのことが憎いみたい。
(なまえ)
あなた
けどそんな親にも奪われたくない人がいる。
それがナヨンオンニ。
ナヨン
ナヨン
あなたの下の名前、、
(なまえ)
あなた
けど、オンニが苦しいなら話は別。
ナヨン
ナヨン
ちがう、、そうじゃない、そうじゃないけど...
ナヨン
ナヨン
.....ねえ、たまにこの家でメンバーたちとホームパーティーとかするかもしれないけど、?
(なまえ)
あなた
えっ、
ナヨン
ナヨン
言わなきゃいいじゃない。
ばれなきゃいいでしょ、メンバーたちと会ってること、お父さんにばれないようにしたらいい。
(なまえ)
あなた
でも、わたしたちが付き合ってることをTWICEのみんなには話してないし、、
ナヨン
ナヨン
それも話したい...だめ、?
メンバーはあなたの下の名前の今の状況が分かればちゃんと秘密は守ってくれる。
(なまえ)
あなた
、、、でも...もしバレたらわたしは生きていけなくなる。結婚してる...。オンニと付き合うことはいけないことなの、。誰からその情報が漏れるか分からない。親にもしバレたらオンニのことまで巻き込んでしまうことになる、
ナヨン
ナヨン
ねえあなたの下の名前、
(なまえ)
あなた
うん、?
ナヨン
ナヨン
あなたの下の名前はわたしのことが好き?
(なまえ)
あなた
なんで今そんなこと聞くの、ばかオンニ
ナヨン
ナヨン
いいから答えて
(なまえ)
あなた
、、、好きに、決まってる
ナヨン
ナヨン
うん、そのあなたの下の名前が大好きな恋人であるわたしがあなたの下の名前と同じくらい信用してる人がいる。それがメンバーたち。
ナヨン
ナヨン
どういうことか分かる?
(なまえ)
あなた
.....。
ナヨン
ナヨン
あなたの下の名前にもわたしが信頼するメンバーたちのことを頼ってほしい。
ナヨン
ナヨン
もしわたしたちに何かあった時、きっと力になってくれる。
きっとじゃない、絶対にそう。
(なまえ)
あなた
、、、本当は、嫌だった
ナヨン
ナヨン
うん?
(なまえ)
あなた
TWICEのみんなともう会えないこと、
ナヨン
ナヨン
うん、
(なまえ)
あなた
、、、ねえ、大丈夫だよね、わたしとオンニ、ずっとここに2人で暮らせるよね?
ぎゅっ。

不安そうなあなたの下の名前を気付いたらきつく抱きしめていた。

ナヨン
ナヨン
うん、何があってもわたしはあなたの下の名前の側を離れない。約束する。
(なまえ)
あなた
うん、オンニありがと。
メンバーのみんなに話したい、わたしたちのこと。
ナヨン
ナヨン
あなたの下の名前、、好き、大好き
(なまえ)
あなた
うん、
ナヨン
ナヨン
またメンバーたちに会うことになるけど、モモにはちゃんと気をつけてね?
彼女はわたしなんだから...
勇気を出して柄でもないことを伝えたのに、にやにやしてるあなたの下の名前を見て、後悔した。
(なまえ)
あなた
え〜、モモオンニ可愛くて面白くて好きなんだよねっ笑
ナヨン
ナヨン
わたしは本気で言ってるの、ふざけないで、泣
(なまえ)
あなた
もう、笑
(なまえ)
あなた
ほんとばか。ナヨンオンニだけは特別だから。
オンニといるだけでなんていうか、心が軽くなる。
(なまえ)
あなた
そんな人初めてなの。ほかにいない。
ナヨン
ナヨン
うんっ、泣
あなたの下の名前がこうして伝えてくれる素直な言葉にいつも泣いてしまう。


自分って、こんなに泣き虫だったっけ?って思うくらい、あなたの下の名前と出会ってからのわたしはどうしようもなく脆い。
(なまえ)
あなた
だからオンニ、ずっとちゃんとわたしの隣にいて?
ナヨン
ナヨン
当たり前じゃないっ泣
(なまえ)
あなた
もう泣かない、笑
ナヨン
ナヨン
うぅっ、、泣 わかってるっ、泣
ぐすっ、、泣
あなたの下の名前はわたしの頭を撫でながら優しい笑顔を浮かべている。




不安になった時、心配がある時、素直になれないわたしに真っ直ぐに向き合ってくれるあなたの下の名前。
これからもこうしてわたしたちらしく2人で居たらいい。




その日から少しして、あなたの下の名前はわたしの家に引っ越してきた。


もちろんお父さんにバレないように、あなたの下の名前は同じマンションの別の部屋を契約したけれど、暮らすのはわたしの部屋。



幸せの始まりに、少しの罪悪感があることをあなたの下の名前もわたしも無視をして同棲をスタートさせた。

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