隣の部屋
黒尾「話って?」
善逸「その、直球に聞くんですけど…」
"怒ってますか、?"
黒尾「!!、…」
善逸「いつも、笑顔だけど…怒ってるような、苦しんでいるような…そんな音がするので、…」
黒尾「……そうだね。怒ってるかもしれない」
黒尾「大好きだった両親が殺された日から」
善逸「!!?」
黒尾「…俺の両親は、とても善良な人だった、誰にでも優しかっんだよね…鬼に対しても」
俺の両親はしのぶの姉、胡蝶カナエのように鬼と仲良くできるようになりたいと言っていた
黒尾「死ぬ最後の最期まで鬼に同情してた」
善逸「、……」
黒尾「俺は父さんや母さんの夢を諦めたくはなかったんだ、大好きな2人が夢見たものだったから」
「けどね、ちょっと疲れたんだ…」
「だからさ、少しだけ善逸にも託していいかな?」
善逸「は、はい!!!!」
黒尾「元気な返事、笑」
善逸「!!」
黒尾「ありがとね」
善逸「い、いえ!!わざわざ時間とってくれてありがとうございます!!」
黒尾「いいえ、またおいでニコッ」
善逸「はい、!!」
まさか、善逸にバレるとはね…
黒尾「結構喋っちゃったな、…」
研磨「何を?」
黒尾「ん?研磨か」
研磨「何話したの?」
黒尾「俺の昔の事、」
研磨「…(そう言えば俺、クロの事全然知らないな、…)」
黒尾「研磨?」
研磨「なんでもない」
黒尾「そうか?何かあったら言いなさいネ」
研磨「うん、(クロが言えた事じゃないでしょ、…)」













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。