第75話

🌱 I want to be with you all. 04.【🐧】
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2026/05/14 11:00 更新



ーピーンポーン



あなたちゃんの家に着きチャイムを鳴らすと、静かに玄関ドアが開いた。

MANATO
あっ、お疲れ様あなたちゃ、、ん


いつもなら、笑顔いっぱいで迎え入れてくれる彼女が今日は何も言わず、ただ中に入れと目線で訴えてくる。


あの記事、、見ちゃったのかな


俺は、促されるままリビングに行くとソファに腰を下ろした。

MANATO
あなたちゃん、話したいことがあって
急にごめんね、、


悩んでいる時間はないと思った俺は、座ってすぐに話し始める。

MANATO
俺、、実は、
あなた
いやだ、、聞きたくない
MANATO
えっ、、


先程まで、ずっと俯いていたあなたちゃんは小さくそう呟くと同時にゆっくりと顔を上げ目が合った、、


目、真っ赤、、


きっと、あの記事を見てしまってから俺がここに来るまでの間、彼女は泣き続けていたのだろう。
痛々しい程、赤くなった目からは未だに涙が溢れ出している。

MANATO
お願いだから、、
ちゃんと聞いて欲しい
あなた
あんな写真見せられて、、
何を聞けって言うの?
MANATO
違うんよっ
あの写真の人は、、
あなた
何が違うの?!

あたしは、、あたしは真人にとって
ただの都合のいい女だったの、、?
MANATO
何それ、、
俺、そんなこと言ってない
あなた
だって、あたしとは
何ヶ月も会えなかったのに、、

その間に、別の人とあんな写真撮られて
あたしは本命じゃなかったんでしょ
MANATO
あなたちゃん、、
ちょっと冷静にっ
あなた
冷静になんてなれるわけないでしょ?

あたしは、ずっと真人だけを想ってたのに
会えなくても、寂しくても真人達が
活躍してるのをそばで見てるのが幸せ
だったのに、、


社長ってやっぱり凄いよな、、


俺は正直、あなたちゃんなら分かってくれると、理解してくれると思い込んでいた。

しかし、実際こうして会いに来てみると社長が心配していた通り、あなたちゃんはあの記事を見て俺に別の恋人が居ると思い込み苦しんでいる、、


これが、当たり前の反応なんだろうな


俺は、今まであなたちゃんに寄り掛かり過ぎていたのかもしれない。
年上でしっかりしているあなたちゃんならきっと、俺のことを分かってくれるとそう思い込んでいた、、

全部、俺の不注意で俺の責任。

そこに、大切な人を巻き込んでしまったことを深く反省する、、

MANATO
あなたちゃん、本当にごめんなさい
あなた
っ、、


俺が今、どれだけ何を言ってもあなたちゃんには全部嘘に聞こえてしまうかもしれない。
でも、きっとここで伝えるのことを諦めてしまったら、それこそ全てが終わってしまいそうで、怖かった、、


MANATO
あの写真の人は、親族の人が住んでる
マンションまで道案内して欲しいって
声をかけられただけなんだ

それが、たまたま俺のマンションだった
そんな偶然ある?って思うかもしれんけど
本当なんよ、、
MANATO
あなたちゃんと何ヶ月も会えなかった間
俺だって寂しかった
でも、だからと言って他の人に目移り
なんてせんよ、、

俺は、あなたちゃん一筋やもん
MANATO
俺の不注意で、あなたちゃんに
迷惑かけて、嫌な気持ちにさせて
本当にごめんなさい

でも、今話したことは全部嘘も
偽りもない、、本当の話なんだ
MANATO
俺の言葉、、信じてくれる?


今、俺に出来ることは全てした。

あとは、あなたちゃんがどう判断するか、、


どうしよう
もう無理って言われたら

俺立ち直れんかも、、

あなた
真人の言葉、信じていいの、、?
MANATO
うん
信じて欲しい
あなた
あの記事は、、
MANATO
デタラメもいいところ
あなた
他に好きな人が、、居るじゃないの?
MANATO
俺はあなたちゃん一筋なんよ
あなた
あっ、、あたしでいいの?
MANATO
あなたちゃんじゃなきゃダメ


あなたちゃんはその場で泣き崩れてしまった。

声を上げ泣くその姿に、心が苦しくなる、、

しかし、その泣いている合間に

あなた
っ、、よかった、、
真人とこれからも一緒に居られるんだね


と呟かれたその言葉を聞き、俺はもう一つ大切な話をあなたちゃんにする決意を固めた。

MANATO
これは相談なんだけど

あなたちゃんとのこと、、
公表しようと思う
あなた
えっ?
MANATO
社長が、俺の口から直接今回のことに
ついて話す場を設けてくれる

そこで、写真の相手は赤の他人だって
言うことと、結婚を前提に付き合って
いる人が別に居ますって言おうと思ってる
あなた
けっこん、、?
MANATO
本当はもっとちゃんとした形で
伝えたかったんだけど、、
こんな形になってしまって申し訳ない

でも、俺はずっとあなたちゃんとの
結婚は意識していた

ねぇ、きっとこれからもこういうことは
ついて回ると思う、、
それでも、絶対あなたちゃんのことを
守るから、、

俺と結婚前提のお付き合いをしてください
あなた
、、ふふっ

あたし達もう付き合ってるよね?
MANATO
うわぁーそうやんw
なんで、大事なところ間違えるん俺w


でも、俺の気持ちは伝わった?
あなた
うん
ちゃんと伝わったよ


よかった、、


俺達はその後も話し合いを続け、今回のことについて直接話す機会を社長に作ってもらうことに決めた。









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