~ ジョンウ🐺side ~
カグラとホトギが外へ出てから
カグラだけ戻ってきたかと思えば
すぐに階段へと走ってしまって
みんな混乱してた。
ヒョンソギヒョンが皆を固める。
………カグラがどこへ向かったのか
俺には何となく検討が付いた。
だってアイツが焦る時は
天敵(イオリ)が原因の時がほとんどだし。
もし俺の思う場所に居なかったとしても
社長室に行って外の事態を聞いてるとかだろう。
何も役に立てないだろうし
そもそも何で俺が?って話になるよな。
俺が行くくらいだったら
ジフニヒョンとか、親日メンバーが行く方が
いいんじゃないかな。
もし、カグラが怯えていたら
怖がっていたのなら
……なんて考えると
俺の足はカグラの後を追いかけ始めていた。
俺にだって分からないんだよ。
何で今になって守ろうとするんだ。
………いや、本当は分かっていたのかもしれない。
俺は、もうずっと分かってたんだ。
カグラの事を仲間だと認めてる、って。






















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!