~ ジョンウ🐺side ~
ちゃんと俺に、謝ることができるだろうか?
いつもは車が正面玄関に移動してくるけど
マスコミのせいで俺らが駐車場に向かっている。
その間、俺は隣を歩くジョンファナを見ながら
不安な気持ちを隠せないでいた。
年下のジョンファニにも気を使わせてしまって
他のメンバーは俺に呆れているだろう。
いつまでも頑固で子供で
ファニ1人でさえ不安にさせてしまう。
ファナは大きい目をもっと大きくして
いやいやと首を横に振る。
だけど、そのうち気づいてしまったのか
動きをピタッと止めた。
ジョンファナは俺を罵ったりせず
ただ力なく項垂れて下を向く。
もう少しで駐車場に着いてしまう。
本音を話せるのは、今この瞬間だけな気がしていた。
車に乗り込むと
カグラさんとイルメン、親日たちが
何やら楽しそうに話している。
「 …ヒョンは決断できて、偉いね…ㅎ 」
違うよ、
違うよファニ。
俺は自分で決断したんじゃなくて
メンバーとカグラさんが導いてくれたんだよ、




















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!