第176話

抱擁と守仁
1,735
2026/06/11 23:06 更新


〜 ジフン🐶side 〜






なぜかイオリは


あなたの下の名前が殺し屋だということを知っていて


他にも地元や生年月日を知っていた。







地元と生年月日は


小学校が同じだったからまだ分かる。


ただ、今の職業を知ってるわけがなかった。


あいつは小学校までの中だったわけだろ、?




ジフン
ジフン
💭どうなってんだよ……

ヒョンソク
ヒョンソク
…ジフナ?大丈夫か?

ジフン
ジフン
…ヒョン、

ヒョンソク
ヒョンソク
思い詰めた表情してるぞ、
……ジフナだけじゃないけど



見渡してみれば


イオリを追いかけて出ていったジェヒョク以外の皆が


難しい事を考えているようで顔が暗い。





ヒョンソク
ヒョンソク
…とりあえず今日は帰らないか?

ヒョンソク
ヒョンソク
最近色々積み重なってて
中々休めてないだろ、皆

ヨシ
ヨシ
…それがいいと思う、俺も

ドヨン
ドヨン
あなたの下の名前、家に帰ろう?

U
U
でも、

ジョンウ
ジョンウ
でもじゃないでしょ

アサヒ
アサヒ
…皆心配なんやで、あなたの下の名前

U
U
、、ごめん、



ぎゅっと唇を噛んで俯く彼女を見ていると


まだまだ若いのにどうしてこうも


苦労しないといけないんだってつくづく思う。







自分のせいで練習が中断になって退勤するのを


あなたの下の名前は申し訳なく思っているんだろうな。




ジフン
ジフン
おいで、あなたの下の名前

U
U
……え?


たまには俺たちのことも頼りにして欲しい。


あなたの下の名前は俺たちを守る職業だけど


皆だってお前を守りたいんだよ。






抱擁してあげたいのに


俺がこうして手を広げても


あなたの下の名前が胸元に飛び込んで泣くことはない。









その小さな体で


一体いつまで耐え続けるつもりなんだろう。

プリ小説オーディオドラマ