第87話

お父さん、それ怖いです
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2025/01/28 04:00 更新





神野での戦闘の後、私と勝己は警察での事情聴取を受け、保護者の元へ帰された



私の心に、ひっかかりを残して





相澤消太
あなた



無言の空間に、私とお父さんの呼吸音だけが響く


感動の再会とはならなかったが、ミッドナイトさんとマイクさんはこの空気感から目を逸らして、別室へ向かった





オールマイトの力の消滅、


それの引き金が、私だと思ってしまうのだ
いや、事実私がやったとも過言ではない


…不幸の沼に他人をどんどん引き摺り込んでしまっている

これがヒーローを目指すものの人生なのか?

その問いかけには、誰も答えられない




秒針が時計を何度も回るのを感じたのか、お父さんは口を開いた




相澤消太
…とにかく、無事でよかった
あなた


それはそうだ。あれだけの事件があり、私が無事でいられたのは、奇跡なのかもしれない


…奇跡だからこそ、私は誰もを不幸に向かわせているのかもしれない



まずいですね、ますますネガティブな方向へ落ちてゆく
それを察しているようで、

お父さんは、いろんな感情が入り混じり、眉を落としていた





相澤消太
言いたいことは、沢山あるが
相澤消太
嗚呼、本当に、無事でよかった。



擦り傷の残る私をお父さんは強く抱きしめた


あったかい、私の冷えていた心に、ぬくもりが戻ってきました


あなた
…ごめんなさい



この言葉は、幾つもの人に向けたものだった



相澤消太
で、最後まで説明してくれるよな



…にっこりと怒りが隠されてない微笑みを浮かべたお父さんに、全身に鳥肌が立つ


怖い、不気味、怖い


感情がぐっちゃになってます…



あなた
……ご、合理的に話すならば
あなた
主に私の“個性”が絡むものでした



そう、今回の元凶であるオール・フォー・ワンがつぶやいた

        「個性の覚醒」


少なくとも、私の個性の概要を全て知っているという意味もとれる

そして、私の実親のことも話していたことから、深くまで調べられていたことも分かる




嬉々として彼が話していた記憶が甦り、逆撫でられるような感覚が走った


相澤消太
…なるほどな
相澤消太
今は、一応俺が見ているが、個性の暴走はどんな感じだった?
あなた
……良くはないものでした。左目がとにかく強く痛み、光っているようでした


あの感覚は、当分忘れそうにないでしょうね



相澤消太
ふむ、もしこれから授業を受けていく際、暴走しそうならばすぐに俺を呼べ
あなた
それは、まあはい
あなた
自分は止め方はわからないので
相澤消太
…分かろうとする努力はしろ
あなた
…はい


面倒臭いですね…


相澤消太
面倒臭いな、とでも言いたい顔だな
あなた
いやそんなことは


何故バレた


待って嫌な予感します、なんだ
お父さんの顔がまだ不気味な…ごほん、怖い笑顔に…



相澤消太
今から説教は2時間だ
言っておくが、非合理ではない
必須時間だ
これまでの行いの反省するにはな
あなた
いや、あの
相澤消太
何だ?
あなた
済みませんでした
相澤消太
あなた














相澤消太
足らん、ここに正座だ
あなた
何故!??






作者🌟
お久しぶりです、作者です‼️
作者🌟
久々の本編更新は、リハビリを兼ねてです
作者🌟
最見ての方が完結しましたので、スローペースですが、こちらの作品を書いていこうかなと思っております🙌
作者🌟
こちら、おまけの公式絵柄チャレンジです
作者🌟
ちょっと吊り目になったのは多分気のせいですはい
作者🌟
そして似ない
むずいです、堀越大先生の絵柄
作者🌟
眉毛の主張が消えてる…
修正してないや…
作者🌟
割と初期あなたの下の名前ちゃんですね
作者🌟
似はしませんでしたが、割と楽だったので、絵柄が変わるかもしれないです
作者🌟
表紙はこれに変える予定です
少し修正したら、変わりますのでご注意を
作者🌟
ではこれからもよろしくお願いします🙇

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