そう言われ、目を見開きぽかんとする。
…興味のある奴…
そんな思考が頭をよぎったが、同時に疑問が浮かぶ。
私の頬掴んだまま言う必要ある???
停止したまま考えていると、パッと手を離された。
どうやら私の反応を見て、彼はそう思ったらしい。
そう言って、彼は背を向けて歩いていった。
必死に自分にそう言い聞かせるが、それに反比例して
心臓の音はどんどん速くなっていく。
…顔が熱いのは、きっと気のせいだ。
名前を呼ばれ、視線をアンリちゃんへ移すと
そこには心配そうな顔をした彼女がいた。
すると、彼女の綺麗な手が、私の頬をそっと撫でた。
そう言うと、彼女はまだ手を付けていない野菜炒めを
綺麗な箸で少し取り、私の前に差し出した。
そう言い笑う彼女は間違いなく天使だろう。
言われるがままにそれを受け取った。
野菜の甘さとピリッとした調味料がちょうどよく、
旨みが口に広がる。
この人ほんと何しても可愛いな。
もう天使以外の何物でもない。
首を傾げると、彼女はふふっと笑った。
にやにやとしながら、アンリちゃんは話した。
それは初耳。
大変お待たせしました…!!
2ヶ月も更新できず、本当にすみません…🙇♀️














編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。