さて、部活見学(デート)の時
スンミンが自分の荷物を整えていると、ヒョンジンが駆け寄ってきた
大声で「デート」と言うヒョンジンを黙らせるべく
スンミンは手で彼の口を塞ぐ
しかし、乱暴に口を押さえつけたのにも関わらず頬を赤らめるヒョンジン
スンミンは思わず、彼の口から手を離す
スンミンは全身に寒気が走り、思わず顔をしかめる
スンミンとヒョンジンはジャージに着替えてグラウンドに出る
この時間帯はグラウンドは陸上部が占拠していた
練習している生徒のうちの一人が二人に話しかける
新入生に積極的に話しかけるということは、多分一つか二つ学年が上なのだろう
初めて知る単語にヒョンジンは戸惑う
ヒョンジンのモチベーションが上がった、ちょうどいいタイミングで先輩が声をかける
諌めるついでに、スンミンはヒョンジンを睨みつけた
次失礼なこと言ったら、君のこと嫌いになるからね、というサインである
スンミンはヒョンジンがクラウチングスタートを修得し、走る練習をする様子をぼんやりと見ていた
そろそろ本格的にタイムを測るみたいだ
ヒョンジンはスタート位置につくと、何やら謎の言葉を呟いた
スンミンの疑問の言葉は先輩の大声にかき消された
銃声が鳴った瞬間、ヒョンジンは疾風の如く走り出し、あっという間にゴールについた
タイムを測っていた部員はストップウォッチの数値を見て、泡を吹いて倒れた
ヒョンジンが絶句しているところに、ちょうど先輩が合流する
スンミンとヒョンジンは今度は音楽室に来た
その途端、後ろから聞き覚えのある声がした
振り返るとなんと、陸上部見学のときにお世話になったあの先輩である
スンミンはこのクッソ忙しそうな兼部を「そんなことで済ませていいのか」と疑問に思ったが、
自分たちの目的を優先した方がいいかと思い直した
三十分後、
ピシャリと言い放ったスンミンの言葉は先輩を無表情にさせた
スンミンはそんなことも気にせずヒョンジンの様子を見にいく
多分彼はスンミンがドレミファソラシドを完遂したことを聞いたのだろう
いや、そもそもドレミという概念すら向こうの世界にはないのかもしれない
スンミンは少し申し訳なく思った
その時
また魔法(マツケンサンバ)である
ヒョンジンは詠唱を終えたあと、バイオリンを躊躇いなく弾き始めた
陽気で明るいメロディー……
脳裏に浮かぶのは魚を頬張る可愛らしい猫…
…を追いかける、裸足の主婦
ヒョンジンはスンミンの質問に答えることなくキラキラとした目で彼を見つめる
次の瞬間、ヒョンジンは膝から崩れ落ちた
更新遅れてごめんなさい!
今年から大学生になりたて&一人暮らしにより、なかなか更新できないかもです
最近韓国語を学習し始めました
発音一緒なのに、表記が違う文字が沢山あって混乱する
ヨンボクの복は単語の先頭になると「ポク」になる(本当の発音は「ポkッ」て感じ)
だから「ボクスンアリ」の正しい読み方は「ポクスンアリ」なんですね
「コンゴンズ」も最初の「コ」は濁らず、次は濁るのも同じ理屈か……?
と楽しく勉強しております(英語よりモチベあります)















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!